元気になれる島旅「長崎五島・福江島」。福岡から飛行機で40分先のバカンスへ③
昨年に続き、今年も五島へ取材に行ってきました~!
※元気になれる島旅「長崎五島・福江島」。福岡から飛行機で40分先のバカンスへ①と②と④は、記事の一番最後にURLを掲載しているので今回の記事と併せて見てね。
1万2380円で長崎港~福江港のジェットホイル往復代と福江島で使える体験クーポン5000円分が付いたお得なチケットなんです!(子どもは6250円で、2500円分の体験クーポン付き)
長崎経由で福江島に行こうと考えている人はかなりイチオシな企画なんですよ。
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カフェでできる、手軽でおいしい『手焼きかんころ餅体験』
1年ぶりの福江島! 今回はどのスポットへ行こう?
新規開拓したいんだけど、『福岡から飛行機で40分先のバカンスへ②』でご紹介した『ごとカフェ』のかんころ餅の味が忘れられず…。
しっとりしているのに、なめらかなくちどけ。あのかんころ餅、本当においしかったなぁ。
まずはこの欲望を満たそう! と思い、1年ぶりに『ごとカフェ』へ行ってきました。だって、580円で『手焼きかんころ餅体験』ができるんです。かなりオトクでしょ?
運ばれてきたら火を付けてもらい、自分で焼いていきます。
昨年食べた時から、ずっと不思議に思っていたんです。『ごとカフェ』のかんころ餅は、どうしてこんなになめらかなんだろうって。藤屋さんに聞いてみると「ごと芋は水分量が多めのお芋で、そのお芋と白餅の割合を2.4:1でつくっているからサラッとしたくちどけになっているんです」とのこと。
名前も音の響きもかわいい“かんころ餅”。
その由来は江戸時代に遡ります。当時、島民たちは毎年やって来る台風などの影響で収穫量が少なく高価だった餅米に対して、いつも困っていたのだとか。どうやったら自分たちのお腹をいっぱいに満たすことができるだろう? と。そこでサツマイモを薄く切って干し、餅米に加えてつくったのがかんころ餅。庶民の知恵からスタートした郷土菓子なんですよ!
あっ、そろそろ焼けてきた!
さて、備え付けの“芋バター”をお餅の上に載せてっと。この芋バターがびっくりするほどおいしいんです! ごと芋を裏ごししてバターと混ぜてつくっているそうなんだけど、今のところ芋バターのみの販売はしておらず、このお店に行かないと食べることができない、まさに名物の一品!
「トーストの上に芋バターをたっぷり載せて食べると、最高においしいんですよ~!」と言う藤屋さんの言葉に、心が揺れる、すごく揺れる…。だってメニュー表を見ていたら『ごと芋トースト』を発見しちゃったんです…!!
「お餅の上に載せている芋バターが溶けてきましたよ。今のうちに、お召し上がりください」。藤屋さんの言葉を耳にし、ハッと我に返ったわたし。
「いただきまーす!」。
TEL:0959-75-0111
営業時間:10:00~18:00
休:1月1日のみ
HP:https://nagasakigoto.net/gotocafe/
Instagram:https://www.instagram.com/nagasakigoto510
インスタ映えする写真を撮りに『香珠子海水浴場』へ行こう~☆
いつ来てもキレイな福江島の海。さて、『香珠子(こうじゅし)海水浴場』に着きました!
福江島に初めて行ったのは今から4年前なんだけど、車を走らせながら見える『香珠子(こうじゅし)海水浴場』を見て、その透明度の高さに「海外の海みたい…」と驚いたことを今でもはっきりと覚えています。
昨年、取材をした時に、限りなく透明に近いブルーな海を求めて関東からの観光客が増えていると聞いたんだけど、その気持ちが本当にわかる! この海の青さを知っていたら、海外の海よりも五島の海に行きたくなると思う。それぐらい五島の海って、いつ見ても本当にキレイ。
夏のビーチは人が多いけど、秋や冬の海は人がまばらでこの日は完全に独り占め状態(笑)。福江島の海を撮るなら、これからの季節が断然オススメ。砂浜もサラサラしていて、素足で歩くと気持ちがいい~。
福江島って、4年前に比べてオシャレなカフェが増えているイメージがあるんだけど、その理由は増加しているIターンとUターンの存在みたい。昨年は200人以上の移住者がいるらしくて(!)、その中にはなんと『ごとカフェ』で働く女性スタッフさんも数に入っているんですって!
移住のきっかけは、五島への旅行。島の景色と美しさに惹かれたそのスタッフさんは、福江島は働き口も多いし、エイッと昨年5月に埼玉から単身でやって来たのだとか!
「島の人も良い人たちばかりで、住み心地がすごくいいんです。両親も一度埼玉から遊びに来たんですよ」とお話していました。
こんなキレイな海を毎日眺めながら暮らすことができたら、最高に幸せだろうなぁ。
レトロな喫茶店で、ゆったりとコーヒータイム
見ーつけちゃった、見ーつけちゃった。レトロでかわいい喫茶店を~♪
中に入ってみると、予想通りステキな店内! アンティークの照明やクラシカルな調度品に囲まれてコーヒーが飲めるなんて、いいお店を見つけたなぁ~。来てよかった!
この日注文したのは、1979年の創業当時から人気のチーズケーキとコーヒーのセット。
対応してくださったのは、2代目店主の山口さん。ご両親が始めたお店だそうで、今はお母さんと2人で切り盛りされています。
東京でパティシエとして働いていた山口さんもUターン組の一人。昨年にデザートメニューを一新したそうですが「このチーズケーキだけは、残したくて」とお父さんから受け継いだレシピをそのままにつくっているそうです。
コーヒーを注文すると「どんな味や香りのコーヒーがお好みですか?」と聞いてくれる、そのさり気ない話し方がうれしいんです。深煎りがいいか、酸味が苦手か、フルーティーな味や変わった味がいいかなど、相手が心地よいと思う温度で話しかけてくれるからホッとしちゃう。
ちなみにケーキを先に注文した人には、そのケーキに合ったコーヒーを淹れてくれるそうです!
「まるで、ワインのソムリエのようですね」と話しかけると「コーヒーに関しては、まだまだ勉強中の身なので」と静かな口調で話す山口さん。その姿勢はどこまでも謙虚で、メニューに載っているコーヒーとは別に、月に2~3種類新たな豆を入荷し、フレンチプレスやエアロプレスなど抽出の仕方を変えてコーヒーを提供しているのだとか。
「新しい豆が入ると、常連さんとちょっとした遊びをしているんです。目を閉じた状態でコーヒーを飲み、味や香りなどお互いに感じたことを言いながらコーヒーを楽しむ。そういう時間を大切にしています」と話す姿がとても印象的でした。
TEL:0959-72-5777
営業時間:10:00~21:00(日曜~OS19:30)
休:火曜
HP:https://juicy-8.wixsite.com/coffee-ya
ワイナリーがある緑豊かなリゾートホテル
『五島コンカナ ワイナリー&リゾート』といえば、福江島ではかなり老舗のホテル。鬼岳の麓にあり、3万坪ほどある広大な敷地内には客室やレストラン、温泉、エステルーム、ワイナリーがあり、のんびりとした時間を過ごすことができます。
客室のタイプは、デラックスツイン、洋室、和洋室、ログハウスコテージの4つ。気になるのは、断然ログハウス! ホテルサービスを受けながらログハウスに泊まれるなんて、うれしいよね。
『コンカナ王国』と言えば、外すことができないのが『五島ワイナリー』。長崎県初のワイナリーで、離島の中では全国で2番目に誕生!(1番目は北海道にある『奥尻ワイナリー』)。国内における小規模ワイナリーの先駆けというべき存在なんです。
ホテルから車で10分ほど走った場所にブドウ畑があり、『五島ワイナリー』はその自社のブドウを使ってつくっているんです。自分たちの手で農地を開墾し、8年の歳月をかけて商品化に成功したのだとか。五島産のブドウを原料にしたオリジナルのワイン。なんてステキな響きなんだろう…!
新型コロナウイルスの影響で現在は中断していたワイナリーセミナーですが、今は屋外で行なっているそうです(8月~11月、3月~5月に開催予定)。ホームページには現在掲載していないので、興味のある人はホテルに直接問い合わせてみて!
★☆併せて読もう!
※元気になれる島旅「長崎五島・福江島」。福岡から飛行機で40分先のバカンスへ①
https://www.fukuoka-navi.jp/39589
※元気になれる島旅「長崎五島・福江島」。福岡から飛行機で40分先のバカンスへ②
https://www.fukuoka-navi.jp/39857
※元気になれる島旅「長崎五島・福江島」。福岡から飛行機で40分先のバカンスへ④
https://www.fukuoka-navi.jp/108183
椿咲く 心あたたか 五島(しま)の冬
「五島椿まつり」
「東の大島、西の五島」と並び称されるほど、椿の自生地として名高い五島。
幻の銘花「玉之浦」を生んだ五島では、古来より人々の生活に広く、深く、椿が関わってきました。今回27回目の開催となる「五島椿まつり」では、椿に関する展示、イベント、ツアーが盛りだくさん!椿色に染まった冬の五島に行ってみよう!
五島椿まつり
開催期間:2021年2/20(土)~2021年2/28(日)
お問合せ:0959-72-2963(五島椿まつり実行委員会)
https://goto.nagasaki-tabinet.com/feature/tsubakimatsuri/kikan/
http://www.gotokanko.jp/