路地裏で遊んでいるような風景ドマコミチハウス
グレーの外壁が落ち着いた印象を与えるエル字型の平屋。玄関ドアを開けると、広々とした土間玄関が広がり、黒板仕様になった壁にお子さんたちが描いたカラフルな絵が飛び込んでくる。心弾むサプライズはそれだけではない。玄関から土間がリビングと寝室を分けるように走り、ダイニングの天窓から自然光が柔らかく射し込む。訪れる誰もを魅了するオリジナリティに満ちた空間が広がっていた。2人のお嬢さんと暮らすAさんご夫婦は、もともと賃貸の平屋に住んでいたそう。「家を持つなら暮らし慣れた平屋がいいと思って、土地を探しながら展示場や見学会になんとなく行き始めたんです」と話すご主人の方が先に家づくりを意識し始めたのだとか。評判の高いモデルハウスを見てまわるうちに、北欧デザインやモノづくりが好きな奥さまが格別気に入ったのが『タカノホーム』でした。
ご夫婦の好みを丁寧にヒアリングし提案された間取りも「いいね」とほぼ変更なしで工事がスタート。奥さまはキッチンタイルや照明などコーディネートを、ご主人はトイレなど機能的な部分にこだわった。「大工さんが気さくな方で、工事中も洗面台の高さなど直接確認しながら仕上げていってくれたので安心でしたと振り返る。」キッチンの出入り口をアールの下り壁にした圧迫感のない仕上げや、子ども部屋の扉も話の流れで三角屋根のデザインを採用。豊富なアイデアを取り入れたことで、ほかにない空間が生まれていった。入居から2カ月。手づくりのドライフラワーや子どもたちの描いた絵が飾られ賑やかで、おおらかな暮らしの光景が広がる。素足で歩きまわるお嬢さんたちの姿も微笑ましい。「自然素材の床は足触りが違いますね。大分・津江のトライウッドの見学に行って楽しかった思い出がよみがえります」と話すご主人は、日に日に自分たちらしくなっていく住まいに喜びを実感しているそう。「リノベーションを選んだので、とにかく色々見に行って楽しみながら参考にしました。工事中も棚を追加したり、柔軟に希望に応えてもらえた。子どもたちに残せるものができました」と微笑む奥さまの言葉も印象的だった。
黒板仕様のアクセントクロスはあえて、玄関に。土間だと子どもたちが思い切り描いた後のチョークの粉そうじが楽ちん。キッチンからひょっこり顔を出せる室内窓も大事なこだわりの一つ
子ども部屋の前には、庭を眺められる大きな窓が付いたカウンター。ミシンを出して趣味のモノ作りに没頭したり、お子さんたちがお絵かきする様子がキッチンから目が届く
軽量鉄骨造で構造上抜けないブレース(筋交い)は、圧迫感を減らすために、白く塗装し直した。スワッグを飾ったりと楽しんで活用
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株式会社タカノホーム
[所]福岡市南区屋形原1-36-20
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