2020年10月発行『FIRST.L vol6』より【NEW OPEN】専門店で食べる絶品の牛タン『博多牛や たん平』

2020年11月30日 公開

神戸の超有名店から暖簾分けした牛たん専門店が福岡に上陸。
刺身でも味わえるほどの最高級の牛たんに舌鼓。

九州の黒毛牛たん専門店として2020年5月にオープンした『たん平』。グルメな人はピンとくるその店名は、スポーツ選手や著名人たちに愛される神戸の名店と同じ。ソフトバンクホークスなどで活躍した店主・小斉祐輔さんがその味に惚れ込み、修行を重ねて暖簾分けを認められた。
専門店を謳うだけあって、刺身やタタキ、焼き物にご飯ものと、極上の牛たんを使ったメニューが多数用意されている。初めて訪れるときは「博多たん平コース」(11,770円)がおすすめ。看板メニューをまとめて堪能でき、ボリュームにも大満足の内容。こだわりの牛たんは入荷できる量に限りがあり、席が空いていても断らざるをえないこともあるという。そのため、完全予約制なのは昼のみだが、夜も予約が確実。

「タン塩石焼き」(3,520円)※注文は2人前～

著名人も足繁く通う神戸の名店が、はじめて暖簾分けを許した店があると聞いて、さっそく冷泉公園近くのビルの2階へ足を運んだ・・・。

そこは、こだわりの牛たんで勝負する珠玉の専門店だった。牛たんを刺身やタタキ、ユッケで味わうという感動体験に心が躍る。サッと炙る石焼きや香ばしい炭焼き、そしてシチューと、たん料理は他にも。さらには、〆の「たんしそご飯」とまさにたん尽くしのメニューが並ぶ。もちろん、ドリンクもタン料理に合わせてセレクト。焼酎や日本酒だけでなく、ワインやシャンパンまで用意されているのも嬉しい。落ち着いた空間で味わう専門店の絶品たん料理。大切な人を案内したい名店がまた一つ福岡の地に誕生した。

ホロホロになるまで煮込んだ「たんシチュー」(2,035円)

口の中でとろけるような「たんうす造り」(2,970円)

ゆったりとした店内には個室も完備。家族や友人との会食の場としても利用しやすい