【映画グッズプレゼントあり】異なる階層を生きる門脇麦×水原希子のシスターフッドムービー『あのこは貴族』…2/26（金）公開！

2021年01月28日 公開

2月26日（金）公開／『あのこは貴族』

　その人の出自、学歴、未婚・既婚など、日々を過ごす中で静かに、でも確実に存在している階級社会や「こうあるべき」という抑圧。特に現代は社会構造からもこういった窮屈さや息苦しさを感じる機会が多い中で、「本当の幸せとはなんだろう」と葛藤しながら新たな人生を切り拓こうとする2人の女性を描いた山内マリコの小説がスクリーンへ。

　監督を務めるのは、破局寸前だったカップルが妊娠をきっかけに結婚へ向けて歩み出す『グッド・ストライプス』（’15）以来2作目となる岨手由貴子。東京の上流階級に生まれ育った箱入り娘の華子を門脇麦、華子とは対照的に経済的理由から名門大学をドロップアウトしつつも、仕事を見つけて生き抜いていく地方出身者の美紀を水原希子と、実力派2人がメインキャストを担う。他にも高良健吾、石橋静河、山下リオと旬の若手が集結した。日常を描いた原作の根底にあるのは、巧みに織り込まれた社会批判の目線。女性同士の緩やかな連帯や自分らしく生きることの大切さを説く本作から、人生の価値観を揺さぶる多くのメッセージを受け取れるはずだ。

■STORY
別世界に生きる2人の女性が出会い、
思いもよらない世界が拓けていく―

　東京の名家に生まれ、何不自由なく育った華子。「結婚=幸せ」だと信じて疑わない彼女は、結婚していく旧友たちの中で焦りを感じていた。そしてお見合いを繰り返す中で容姿端麗の弁護士・幸一郎と出会い、結婚が決まる。一方、富山から上京して慶応大学に進学した美紀は、父親の失業をきっかけに大学を中退。水商売の後、採用された企業で働きつつも東京で働く理由を見い出せずにいた。そんな2人の道のりが思わぬ形で交わっていき…。

　本作の公開を記念して、「『あのこは貴族』オリジナルエコバッグ」を5名様にプレゼント！  応募の詳細は下記を参照。

© 山内マリコ／集英社・『あのこは貴族』製作委員会