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【エコワークスがつくった新築住宅】所有するモノを最低限に抑え、素材とデザインにこだわる開放感あふれる美しい住まい

視界のノイズをなくすプロならではなの家づくりの技

夫婦とお母様の3人暮らしの家は、扉をすべて引き戸にした、段差のないバリアフリーの平屋建て。LDKは廊下や和室とオープンにつながり、家族団らんの空間はとてもゆったりとしている。「耐震性を上げるためにもっと壁を増やす方がいいといわれましたが、開放感を求めて、極限まで窓を大きしくてもらいました」。延ばした軒裏に無垢の木を張ったり、物干しユニットを部屋の中から見えない場所に取り付けたり、窓の外の田園風景を絵画のように楽しむため、視界ノイズを極力なくす工夫も凝らした。開口部は大きくても、トリプルサッシを採用して断熱性を高めたり、東と西からの強い日差しを遮る場所には壁を設けたりと、住みやすさへの配慮も抜かりない。「なるべくスッキリと見えるように」との要望から、生活感のあるモノはすべて隠して収納できるようになっている。「リビングから冷蔵庫を見えないようにするとか、動線や屋外からの視線を考慮した壁の作り方などは、私たちにはわかりません。スマートに見せる間接照明の取り入れ方など、プロならではの目線からきめ細やかにアドバイスしてもらえたのが良かったです」。

 

周囲に田んぼや畑、果樹園が広がり、遠くには耳納連山を望むロケーション。大きな窓一面に見える風景が絵画のよう

構造の梁や柱を一部現しに。リビングの天井は緩やかに傾斜させ、節無しの杉の無垢材を張っている。大空間をエアコン一台で冷暖房できる住宅性能の高さを兼ね備えた住まい

琉球畳の和室。仏壇を中心に据え、押し入れをシンメトリーに配置。建具は襖でなく杉板を縦張りにした扉でスッキリと

見学会の事例を参考にして、リビングにはトップライト風にハイサイド窓を設けた。間接照明を随所に取り入れた照明プランが落ち着いた雰囲気を醸し出している

 

トイレの中もオール無垢材で仕上げるこだわりよう。間接照明でやわらかく空間を照らす。洗面台も造作。化粧台を兼ねたカウンターは広めにつくってある

Company Profile

エコワークス株式会社 福岡オフィス

[所]福岡市博多区竹丘町1-5-38

[☏]0120-370-910

[HP]https://www.eco-works.jp/

※この記事は「家づくりの本ふくおか・さがNo.49」より抜粋して記載しております

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