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【リノベスタジオのリノベーション】瑞々しい感性と、遊び心あるパートナーとのタッグで毎日をワクワクさせてくれる空間へ

家族の将来を考えて、今はリノベを選択

豊かな緑に囲まれた一軒家。転勤で暮らし始めた北九州市が気に入って、ここに家を構えることを決意したそう。「新築も考えなかったわけではないです。でも彼らが巣立つことを考えると、手放し、住み替えることも十分に考えられる。なので今回は、中古の物件を購入し、リノベーションすることがベストだと思いました」。そのパートナーとして『リノベスタジオ』を選んだのは奥さま。「事務所の1階にあるインテリアショップのテイストが、自分たちが好きな家具やインテリアのイメージとピッタリだったんです。ここなら好みの空間に仕上げてくれると思いました」。
「広く、部屋数も多い家なので、間取りはほぼ動かさず、壁紙や床、天井などの張り替えでイメージを一新し、和室のディテールや子ども部屋の造作収納などはそのまま活かして予算をシェイプ。一方、リビングの壁には本物のレンガを取り入れるなど、メリハリのあるリノベを意識しました」と『リノベスタジオ』の徳山さん。その結果、想像以上の空間が仕上がった。

 
広い玄関には新しい靴箱とオープンシェルフをプラス。ご主人の好きな靴たちは、見せる収納で楽しめるように

 
手前から、ダイニング、キッチン、リビング。配置は以前のまま床や壁、天井の素材を入れ替えることで室内の雰囲気をガラリと変えた。天井の照明はほぼダウンライトにしたので縦の広がりが生まれ、結果、広さも感じられるように。ちなみに右側の食器棚は、前の家主の方から譲り受けたもの。古き良き佇まいが、新しい空間にもマッチ

 
リビングのテレビ後ろの壁は、一時壁紙やタイルも候補にしたが、“本物”を取り入れたことで全体のグレードアップに成功した

 

既成概念にとらわれない自由な家づくりが可能に

想像以上に統一感のある家にできたのは、手持ちの家具に合わせてイメージを考えた点も大きい。「インダストリアル系の家具、それにデニムが好き。そこから壁や床の色を考えたのでスムーズでした」。住みやすさも抜群だ。「子どもたちは2階でワイワイ。自分たちの空間を持って片付けも率先してできるように。その分、夫婦はリビングでのんびりしています。夜は二間続きの和室でみんなで寝る。楽しいですよ」。また奥さまには広い縁側が好評。「ポールを取り付けてもらったので洗濯物干し場に。大量の洗濯物も一斉に干せます!こうした工夫が活かせるのも、リノベーションならではだったのかなと思います」。

 
システムキッチン周りにはOSBボードを貼り、あえてラフなムードに仕上げた。カウンターは子どもたちの勉強机としても活躍

 
二間続きの和室もリビングとテイストを合わせて壁をネイビー、天井を墨色のようなブラックに。襖にはシルバーの紙を貼り、モダンな雰囲気に仕上げた

 
2階の「ゆとり部屋」全景。広いベランダにもアクセスでき、「いずれはここでキャンプ的なものを楽しめたら」

Company Profile

リノベスタジオ リノベンチャー株式会社

[所]北九州市小倉北区片野新町2-1-4

[☏]093-383-8815

[HP]https://renovestudio.co.jp/

※この記事は「家づくりの本ふくおか・さがNo.49」より抜粋して記載しております

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