【ホームラボがつくった新築住宅】「生活感を抑えた、無機質な黒い家が理想でした」グレーや黒の色味にこだわり、素敵なご自宅が完成！

2021年02月18日 公開

なかなか家を建てる決心がつかなかったが、娘さんが小学生に上がったことでマイホームを建てることを決意。家づくりの本で「ホームラボ」を知り、建物のデザインやディテール部分のセンスがご夫婦の好みとぴったり合致。「四角い家がいい」という奥さまにとっても同社の『シンプルボックス』が理想的で、住宅展示場を覗いた時に「いままで見た中で一番ワクワクして、テンションが上がりました」と語る。オーダーにあたりご夫妻の独自のセンスとこだわりがあり、他の人なら見逃しそうな部分もストイックに突き詰めたという。「ナチュラルな感じがよりかっこいい雰囲気が好き。極力白を少なくし、グレーや黒でまとめたくて、打ち合わせ中は“もっと暗く”“もっと黒を強めて”と何度もお願いしました(笑)」と奥さま。1階は行き来の多い階段の存在感を抑え、リビングの憩い空間を最大限に引き立てられるように、レイアウトを熟考して縦型の間取りへ。南向きの窓からもさんさんと光が入り、縦型の奥行き効果も相まってリビングが広々と感じられる。こうして間取りのアレンジを柔軟に行なえるのも「ホームラボ」のシンプルボックスの強みだ。

玄関の正面は塗り壁、幹の天井は本物の木を使うことでエクステリアの木々と調和している

アカシアの床が家のテーマカラーである黒やグレーと馴染み、より一層落ち着いたムードを放つ

家づくりを進めるにあたり、真っ先に選んだのがグレーのペニンシュラ型のキッチン。無骨なグレーの色み、重厚感のある佇まいに一目惚れし、同メーカーの背面収納をセットで採用。LDKを仕切らず開放的にしたことで、大勢の人を招いても空間にゆとりがあり、リラックスできるとか。ちなみに、2階の子ども部屋は造作のアレンジが光る部分。「学習机に関してサイズやカラーなど悩みながら選ぶより、シンプルに作ってしまった方がいいのかなと。すでに1階と2階に大きな収納があるので、個室のクローゼットをデスクワークスペースに変えました」と奥さま。大人顔負けのおしゃれな子ども部屋が完成！

インダストリアルなトグルスイッチ。グレーの壁とチェッカーガラスともお似合い

サブウェイタイルの演出が効いた造作の洗面台。2～3人並んで身支度できるワイドなつくり。脱衣所にもハンガーパイプを設置しているが、自然光が降り注ぐ2階が物干しのメインスペース

1階のトイレはチャコールグレーのクロスで統一。2階のトイレはドットの床をアクセントにしてフレンチカジュアルな印象に