【福岡パン】週末行きたい隠れ家ベーカリー『kona kona』の推しパン3選
西鉄筑紫駅から徒歩圏内。
住宅街を少し入った日当たりのいいベーカリーは今日も多くの客で賑わっている。
『 kona kona 』
店の前には公園があり、その反対側には宝満川が流れている。
晴れた日は公園のベンチや河川敷でパンを食べる方も多いそうだ。
内装は黒を基調としたスタイリッシュな造り。
店頭にはバラエティ豊かなパンが50~60種そろう。
中でも同店の代名詞と言われる名物パンが『ウッフ』だ。
昨秋にテレビで紹介され、一躍話題となった。
フランス語で「卵」を意味するこのパンはソフトフランスパンにタマゴサラダを挟み、チーズをかけて焼いたもの。
程よい甘さと軽くてサクッとした食感は一度食べると必ずまた食べたくなる。
▼ウッフ(¥180)
ただ『kona kona』の名物はこれだけではない。
今回は店主が”いま食べて欲しい”、『推しパン』を三種紹介する。
マストバイ!
推しパン3選
①▼ゴロチョコ(¥180)キューブ状のチョコをその名の通りゴロゴロとたくさん挟んだパン。
生地にもチョコレートを配合し、クルミとオレンジピールを練りこんでいる。
②▼ガーリックフランス(¥180)
ガーリックの香りが食欲をそそる。
表面はサクっと、中はしっとり染み込んでいる。
シンプルなのでどんな料理とも相性がいい。
③▼あんバタークリーム(¥230)
切れ込みを入れた中にバタークリームを塗り、北海道産小豆のあんこをサンド。
ほどよい甘さと塩味のバランスが絶妙。
生地に水分を多く含ませて油脂などを配合することで、時間が経ってもモチモチした食感が維持されやすくなっている。
安心・安全な素材選びはもちろんだが、生地との相性が良くなければ素材の持ち味は生かされない。
「パンの決め手は生地だと思っています。種類が多くなると手間はかかりますが、それぞれのフィーリングに合わせているうちに生地が増えました」
と店主の小山田一茂さん。
生地は原料がシンプルなだけに、配合量や発酵時間のわずかな差で味や食感が大きく変わってしまう。
小山田さんは早朝から深夜まで厨房に籠り、日々変化する生地の状態をチェックし、新作の開発に没頭している。
手間を惜しまず、常に進化していくパンが楽しみだ。
kona kona(コナコナ)
住所:筑紫野市筑紫駅前通1-78 R&Rビル1階
電話:092-408-8719
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜、第2・4木曜
駐車場:あり
Instagram:@konakona_chikushino
掲載の内容は2021年2月取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。