【すてきなリノベのお宅訪問～case09】食べる、楽しむ、寛ぐ、家族の中心にあるのはダイニングキッチン「株式会社　匠」

2021年03月31日 公開

子どもの将来を考え、住環境のいい場所への転居を考えるようになったYさん。「毎月の支出が同じなら、賃貸よりも、資産になるマンションを購入したい」とリサーチを開始した。希望エリアで築20数年の良好な物件を見つけることに成功。信頼のおける工務店と紹介された「匠」に相談。フルスケルトンにして自分たち好みのスタイルにリノベーションすることにした。
家族が集まるリビングを大きくするため、間取りは3LDKから2LDKに変更。キッチンは対面式ではなくダイニングと一体型にした。「作る場所と食べる場所が繋がったので、配膳も片付けもすごくラクになりました。収納スペースが限られているので、キッチン周りには収納を多めに作ってもらいました。背面と壁面の収納の天板をステンレスにしたのは匠さんからの提案です。オーブンなど熱くなるものを載せても心配ないし、インテリアのアクセントにもなったので気に入っています」と奥さま。

ダイニングテーブルや大きなソファを置かないことにしたのでリビングを広々と使える。ダイニングカウンターは、来客時にはテーブルをジョイントして広げることもできる優れもの

キッチンにはL字型カウンターを付けたダイニング空間はカフェのよう。背面と壁面には、見せながら収納できる棚と、可動式棚を付けた機能的に使えるカウンター収納を造作した

リラックス効果と空間の奥行きを感じさせるため、天井と足元の間接照明で陰影をつくるアイデアも設計士の提案だったという。「匠さんは仕事が早くて融通が利くんです。こちらがつくりたいイメージを伝えた時に、『こうしましょうか』と提案してくれるスピードが早い。やりたいことを尊重してくれて、プロの視点から道しるべを与えてくれる。しかも、自社で設計、施工に対応してくれるので、安心かつリーズナブルにリノベーションできて良かったです」

配線の都合でキッチンはフロアより一段高い。水色にペイントした冷蔵庫と壁の黄色のタイルがアクセントに。アルコール類は吊戸棚を作って収納

水回り設備はすべて交換。クロスは鮮やかなブルーをセレクト。「人目につかない場所なので、思い切って選んだ」と奥さま