Fuku Spo – ラグビー/花田 広樹(コカ・コーラ レッドスパークス)
コカ・コーラ レッドスパークス/花田 広樹
プロフィール
ポジション:FL、NO8
身長:185cm
体重:100kg
出身地:福岡県飯塚市
出身校:飯塚市立二瀬中学校→東福岡高校→福岡大学
2018年コカ・コーラ レッドスパークスに入団。同年10月7日に行なわれたキヤノンイーグルス戦に先発出場し、公式戦初出場を果たす。今シーズンは開幕戦から4試合連続で試合に出場し、存在感を示している。
ラグビーができる環境に感謝しながら
1試合1試合を大切に戦い
しっかりと結果を残したい!
2月13日に開幕し、A・Bグループでの総当たり戦を終えたばかりのトップチャレンジリーグ。今回はBグループ2位の成績で順位決定戦、プレーオフトーナメントへの進出を果たしたコカ・コーラ レッドスパークスの花田広樹選手に、ラグビーへの思いや今シーズンについて語ってもらった。
大好きなラグビーから
離れたくない!と留学を決意
小学校2年生のときに、地元にラグビースクールが開校し、父がコーチをすることに。そのことがきっかけでラグビーを始めました。ボールを持って走ったり、タックルでぶつかったりすることが楽しくて、どんどんラグビーに夢中になりましたね。そのスクールは小学生までしかなく、中学校に進んでからは陸上部に入部。けれど、ラグビーがしたいという思いが強くなり、県内のチームに体験に行ったりもしたのですが、高校でラグビーを再開することに決め、中学生の間は陸上に打ち込みました。せっかくラグビーをするなら高いレベルのチームでやりたいと、東福岡高校へ進学。3年間ラグビーから離れていた自分が強豪校に進むことを両親は心配し、反対されたりもしましたが、最終的には自分の気持ちを尊重してくれました。
東福岡高校ラグビー部の同級生で中学時代にラグビーをしていなかったのは自分1人でした。レベルごとに4つのチームがあり、私は2年生の途中に3年生が引退するまで、ずっといちばん下のチームでした。3年生になるとチームのカテゴリーも上がり、試合にも出場しましたが、レギュラーとして定着するほどではありませんでしたね。ただ、経験が少なかったこともあり、できなかったことができるようになるなど、自身の成長を感じられたことが、ラグビーを続ける原動力になっていたのだと思います。卒業後も地元・福岡でラグビーを頑張りたいと考え、福岡大学に進学。当時はトップリーガーになりたいといった気持ちは全然なくて、就職活動のために自己分析をしたときに「ラグビーが大好きだし、ラグビーから離れたくない」という気持ちに気づいたんです。また、高校の同級生たちがトップリーグのチームに進むと聞き、自分も挑戦してみたいという気持ちを抱くようになりました。とはいえ、トップリーグで戦える力が備わっていないと感じていたため、大学卒業後、ニュージーランドに留学。帰国後、レッドスパークスの練習に参加し、入団させていただけることになりました。
個人としてもチームとしても
常に成長しレベルアップをめざす
昨シーズンから試合に出場する機会が増え、自分自身がレベルアップしていることを感じています。チームとしても開幕までの準備期間が長かったことがプラスに働いていると思いますね。けれど、個人的にもチームとしても改善できるところはたくさんあります。これから順位決定戦、プレーオフトーナメントと、大事な試合が続きますが、しっかり準備して挑みたいですね。
コロナ禍の今、試合会場に来て応援していただくことは難しいかもしれませんが、SNSを通じてチームの情報を発信していますし、You Tubeでは試合を生中継しています。応援してくださる皆さんのために、私たちはいいプレーをすること、そして勝利をめざして1試合1試合を大切に戦っていきたいと思っています。
●編集部からのおまけ質問
お気に入りのお店を教えてください
雑餉隈の理容室『GOOD FELLOWS BARBERSHOP』ですね。居心地もいいですし、店内にはラグビーのユニフォームやポスターが飾られています。レッドスパークスの選手も10人以上、ココでカットしていただいています。