【福岡パン】動物パン有名店『パンサク』の隠れた絶品パンが進化中!
今回は、“GWのパン巡り”にぴったりの絶品パンを紹介!
11年目でさらに磨きがかかった『パンサク』の真骨頂!
近場のパン屋さんを巡るには絶好の季節。
そんなお出かけを「春のマイクロパンツーリズム」と名付けて、今回はちょっと遠出したくなるパン屋さんをご紹介します。
訪れたのは糟屋郡篠栗町。
以前も紹介した「おいしいパンをかわいいパンに昇華させる天才」の福永夫妻が営む名店『パンサク』。
この青い屋根と白い壁の建物、福永さん自作のかわいい看板が目印です。
入口にはパンの焼き上がりの目安時間が書かれた看板がありました。親切丁寧な『パンサク』優しい気配り。
現在はショーケースを設け、一組ずつ入店する対面販売スタイルになっています。
『パンサク』開店以来の人気パンがこちら。
一番人気の『くまさん』を筆頭に、これまで、『うさぎさん』『ひつじさん』、さらには『かばさん』まで。パンの動物園さながら!
そんな何匹でも連れて帰りたくなるキャラパンで有名な『パンサク』が目指すのは、小さい子どもから年配者まで、みんなにおいしく、かわいく、そして、何よりも毎日食べても食べ飽きないやさしいパンを届ける、地域に根ざした昔ながらのパン店。
昨年めでたく10周年を迎え、11年目に突入した今、そのやさしいパンづくりに、さらに磨きがかかってきている。
その進化具合がよくわかるのが、「バゲット」や「リュスティック」といったハード系や、「食パン」といったシンプルな食事パンだ。
キャラパンの影に隠れているが、このシンプルなパンこそが『パンサク』の真骨頂。
どんなパンにも“おいしく、かわいく、やさしい心”がこもっている。パン好きはそれを愛と呼ぶんだぜ!
ぜひ、進化し続ける『パンサク』の“やさしいパン”を目指して、「GWマイクロパンツーリズム」をお楽しみあれ!
キャラパンの影に隠れて進化中のおすすめ絶品パン!
そんな『パンサク』の真骨頂の味わいが楽しめる、おすすめのハード系(ハード系を使った調理パンも)&食事パンをご紹介!
以前より進化している! 特に実感したのがバゲット、リュスティック、ジャガイモパンに食パン。
個人的に「脱キャラパン宣言」というべきラインアップです!と、言いつつ……本当のところは、お昼に伺ったので動物シリーズは売り切れでした(涙)。
●『バゲット』(220円)
中身はふっくらだけど艶やか。中身とは対照的に、外側はパリッとした薄皮が心地いい。
口に入れた瞬間に小麦の風味がワッと香りだち、一噛み目はモチっと、でも数回噛むうちに甘みが増し、最後にはスッと口溶けていく。
絶妙な加水と長時間発酵がなせる技。オールドスタイルとニュースタイル、その両方のいいところが合わさった感じ。
ほどよい気泡と釜伸び具合が、食べ飽きない味わいというか、食卓のどんな料理にも合う、ごはんみたいな印象です。
フランスパン生地を使ったアレンジパンや、リュスティック生地の甘系もぜひ!
「サービスしすぎでしょう!」というくらい具材たっぷり。キャラパンもだけど、見た目も味わいもしっかりと手抜きなし、おいしさへの愛情がいっぱい。なのに、お値段は手頃。
『パンサク』のそういうところが大好きです。
●『あんバターサンド』(170円※税別)
自家製粒あんこに塩っ気があるバターがたっぷり!
●『お豆の甘煮のフランスパン』(160円※税別)
甘煮豆がゴロゴロ、ゴロゴロ、ゴーロゴロ!
●『クランベリークリームチーズ』(180円※税別)
どこからカジってもベリーとクリームが「こんにちは」!
さらに、地味だけどおにぎりみたいにクセになるのが、ジャガイモを生地に練りこんだ「ジャガイモパン」シリーズ。
イチオシは、ソーセージではなくコールスローやフライドオニオンが主役のドック。
●『コールスロードック』(220円※税別)
ザク切りしたキャベツとニンジンのコールスローが主役!
●『柚子こしょうドック』(220円※税別)
柚子胡椒と味が強めの主役フライドオニオンがわんぱく!
あっさりの脇役だけど肉々しいソーセージ!
この羽毛ぶとんのごとくフカフカなジャガイモパン、おにぎりみたいな安定感と安心感!
●『明太ポテト』(180円※税別)
めんたいフランスとはまた別のハマッてしまう組み合わせ!
最後に紹介するのは、やっぱりみんな大好き食パン!普通の食パンもいいけど、どうせなら、ぜひこちらをお試しを。
●『はちみつ角食パン』(1/2 330円、1本660円※税別)
久山養蜂場』のハチミツの香りが小麦のうまみとうずまき波となって押し寄せてくる!
ふわ!モチ!の中身と逆を行く、食パンの耳の焼き込み具合がツボです。
●『レーズンパン』(200円※税別)
「ミニミニはちみつ角食パン」とも呼べる、『はちみつ角食パン』と同じハチミツパン生地を使用!
食パンのおいしさが何倍にも感じられるこのサイズ感にキュンです。
GWは癒しの自然やスポットが満載の篠栗方面へ、ちょっとおでかけして、「春のマイクロパンツーリズム」をお楽しみあれ!
PAIN CA QUE(パンサク)
住所:糟屋郡篠栗町尾仲695-5
電話:092-984-1450
営業時間:9:00〜17:00(土曜・祝日8:00〜16:00)※売切次第終了
定休日:木・日曜
駐車場:あり
カード/不可
Instagram @pansaku_sasaguri
掲載の内容は2021年3月取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。