【福岡の頼れるお医者さん2021】クリニックの外来化学療法で働きながら「がん治療」を行う「わかまつクリニック」
生涯で「がん」と診断される人の3人に1人は就労可能な年齢。
つまり働く人のがんが増える一方で、がん治療もどんどん進化しています。
そのひとつである化学療法(抗がん薬治療)も今や外来で行うのが主流。
どんな治療を行うのか、腫瘍内科医・若松信一先生にお聞きしました。
通いやすくて何でも相談できる、がんの総合サポートクリニック
がんを告知されると、多くの人は仕事をやめ、生活を一変しなければと考えるだろう。しかし、10年ほど前までは入院しなければ行えなかった化学療法(抗がん薬治療)も、新薬の登場などにより通院での治療が主体となってきている。主に、大病院に付属する外来化学療法センターなどで治療を行うケースが多いが、そうした施設と同様の保険治療を、もっと気軽に通え、外来のクリニックで受けられるようにと誕生したのが、JR小倉駅新幹線口そばにある「わかまつクリニック」だ。
「わかまつクリニック」では、がんの発生臓器がはっきりしない原発不明がんを含め、あらゆるがんの化学療法を行っている(免疫チェックポイント阻害薬による治療を除く)。初診の場合は、連携する近隣の病院で必要な検査を受けてもらい、その結果を受け、若松先生が治療を計画する。受信時にすでに診断が出ていて化学療法の内容が決まっている場合は、基本的に引き継いで治療を行う。抗がん薬治療は、副作用の心配もあるが、治療後のフォローも万全。電話によるサポートが24時間体制だ。
さらに、経過を見て薬を変更したり、量を調節する場合も専門医ならではの知識と経験に基づき、安全性の高い治療法を提案、薬の特性や治療のスケジュール、費用についてなどの説明も丁寧で、患者の納得が得られてから治療に入るため、開業以来1年の間にクレームを受けたことはないそうだ。院長をはじめ、スタッフ全員が穏やかで親しみやすく、ささいな質問や相談がしやすい雰囲気も安心できる理由だろう。
わかまつクリニック 院長
若松 信一先生
福岡大学医学部卒業後、福岡大学病院第一内科、北九州市立医療センター腫瘍内科主任部長兼外来化学療法センター長を経て、2019年わかまつクリニックを開業。日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医・指導医。
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Hospital Data
わかまつクリニック
[診療科目]腫瘍内科、内科
[所]北九州市小倉北区浅野2-14-1 KMMビル2階
[☎]093-512-8760
※この記事は「福岡の頼れるお医者さん2021」より抜粋して記載しております。