『うーの家』モデルハウスを訪れたことがきっかけとなり、思い描いていた理想の家づくりが実現【家づくりのお宅訪問】
モデルハウスを訪れた日にココしかないと直感!
「子どものころから設計図や間取り図を描くのが好きで、これまでに何千枚も描いてきました。私はアンティークが好きなのですが、あるときインターネットでうーの家を見つけて、すぐにモデルハウスの見学に行きました」と、奥さまは当時を振り返る。それまでもハウスメーカーのモデルハウスを訪れたり、見学会に参加したりしていたIさんご夫妻だが、アンティーク“風”の家はあったものの、しっくりくるものに出合えていなかったという。「うーの家のモデルハウスを訪れたら、私たちの好みにピッタリ!その日のうちにお願いしたいとお伝えしました」。
コンセプトは“おとぎ話”。出窓やベンチを設けたり、吹き抜けの天井にシーリングファンを取り付けたり。また、厚めに塗られた漆喰はまるで子どもが無造作に手塗りしたかのような温もりがある。一方、バスルーム、洗面所、脱衣所、キッチンの横には掃き出し窓が設けられるなど、効率的な家事動線を実現。デザイン性のみならず、機能性も兼ね備えているのが新築だからこその魅力といえるだろう。
また、食器棚やベンチは[うーの家]のモデルハウスに展示されていたものを購入。アンティーク加工が施された柱や梁にもしっくり馴染んでおり、新築でありながら、ずっとここで暮らしてきたような心地よい空間となっている。「うーの家の靏久さんはセンスが良くて私の好みもすべて理解してくださっていたので、提案してくださるすべてのものが欲しくなりました(笑)。また、女性同士の目線で話ができることも安心でしたね。うーの家にお願いして大正解でした」。
子育てが落ち着いたらショップを開くのが夢
かつて美容室を営んでいた奥さまは、その手先の器用さを活かして作品作りを行っている。アクセサリーやサシェ、ドリームキャッチャーなどをつくりハンドメイドのイベントなどに出品したりもしていたそう。「子育てが落ち着いたら、ここで何かしたいと思って。現在は寝室として使っている玄関横の部屋をショップにすることも考えています」と奥さま。
リビングから部屋の中が見えるように窓を設けたのも、そのような将来を見据えてのこと。その窓の横には飾り棚があり、作品を飾れるようにもなっている。また、階段を上がったところは広めのホールとなっており、現在は室内干しのスペースとして活用されているが、ペンキ塗りなどの作業ができるようにもなっている。一方、ご主人は庭の一角に仕事道具を収納するための小屋を建築中。取材中もしばしば姿が見えなくなるご主人だったが、気づけば庭でDIYに励んでいた。ヨーロッパで暮らした経験があり、本場の建築を学んだ靏久さんだったからこそ、センスに溢れ、モノづくりに精通するIさんご夫妻の想いを一つ一つカタチにできたといえるだろう。
どこにいても気配を感じる家族中心の家づくり
漆喰の効果もあり、夏は涼しく冬は暖かい暮らしが快適とか。「エアコン1台あれば快適に過ごせます。ホットカーペットを購入したんですけど、まだ使ったことがないんですよ」と、奥さまは嬉しそうに話してくれた。キッチンからはリビングで遊ぶ子どもたちの様子を眺めながら家事ができ、リビングに階段があるので、家族の帰宅・外出を把握しやすいのも安心だ。また、2階のご主人の部屋には両開きの窓が設けられ、リビングの様子を見下ろすことができる。どの部屋にいても家族のつながりを感じられる間取りになっていることからも、Iさん一家の仲の良さが伝わってくる。
株式会社うーの家
[所]福岡県太宰府市国分2-1-9
[☏]092-408-8082
※この記事は「ふくおか・さが 家づくりの本No.50」より抜粋して記載しております。