【インタビュー】4THシングル『STRANGER』を放つJO1より、福岡出身・川尻蓮くんが登場!「ライヴを楽しみに待つ気持ちの大きさは、JAMより僕らの方が多分上です(笑)」
6月号の「福岡で楽しむ韓国」特集の表紙を飾ってくれたばかりのグローバルボーイズグループ・JO1の福岡出身メンバー、川尻蓮くんが、早くも福岡にカムバック! …のはずが、時勢を考慮して取材はリモートとなりました。4THシングル『STRANGER』の各曲解説、そして開催が待たれるJO1の有観客ライヴへの思いなど、蓮くんの最新インタビューを5000字のボリュームでお届けします!
「次、JAMに会った時にカッコいい姿を見せたい」
という気持ちが、僕らJO1の原動力
―まずは近況から聞かせてください。蓮くんやメンバーの皆さんはこの夏はどのように過ごされていますか?
川尻:最近はみんなでいろんなことを勉強する時間にしていまして、作詞作曲や振り付けだったり、各々がチャレンジしたいことを積極的に学んでいる感じですね。
―私生活ではいかがですか?
川尻:食事の時間がバラバラだったり、栄養のバランスがとれたものを毎回食べられるわけではなかったりするので、僕は業務用のミックスベリーに最近ハマっています。ベリーってビタミンが凄く豊富らしいんですよ。ご飯の後にデザート感覚でミックスベリーを食べてビタミン補給をしています。味も業務用とは思えない美味しさですよ。
―ベリーは美容にも良さそうですね。ちなみに、先日終わったばかりの東京オリンピックはご覧になってました?
川尻:それが…ありがたいことに忙しくさせていただいて、テレビをつけないうちにオリンピックは終わってしまいました(笑)。
―いろんなアスリートの方を見ていて感じたのは、アーティストの方々にも通ずる部分だと思うのですが、皆さんスキルももちろんですが精神面がとにかく凄いなと。蓮くんは本番に向けた自分の気持ちの作り方など、何か意識されていることはありますか?
川尻:精神面を鍛えるという意味でしていることは特にないんですが、デビュー前から僕らを支えてくれているJAM(JO1のファンネーム)の皆さんに僕らはまだほとんど会えていないんです。「ファンの方々に会いたい」とか「次会った時にカッコいい姿を見せたい」という気持ちが僕らJO1の原動力でもあります。そのおかげでこういったご時世の中でも頑張れているというのは精神的にみんなあると思います。
―歌番組やバラエティに出演されたり、いろんなタイプのお仕事があると思いますが、気持ちの面で時には緊張したり不安になることもありますか?
川尻:やっぱり最初の頃は「ちゃんとコメントしなきゃ」とか凄くいろんなことを考えていました。最近は良い意味で肩の力が抜けたというか。共演する芸能界の先輩方も凄く優しくて面白いですし、僕が失敗しちゃっても皆さんのおかげで面白くなったりするんです。先輩方はこれまでいろんなお仕事をされてきているわけで、僕の知らないことや未経験のことを経験されてきている方々なので、そういう方の話を聞くのも凄く楽しいですし、毎回いろんな発見があります。
―リラックスして臨めるようになったんですね。
川尻:あまり何も考えずにいろんなことに挑戦するようになりました。たとえばテレビ番組で言ったら自分のコメントのことだけを考えるんじゃなくて、みんなで一つの番組を作るという意識が僕の中でとても大きくなってきましたね。メンバーみんながありがたいことにいろんな番組に出させていただく機会があって、最初ほどは緊張せずに力を抜けているのかなと思います。
―そういった収録などで特に本番に強い方、肝が据わっている方は?
川尻:やっぱりリーダーの與那城奨くんですね。元々おしゃべりが凄く好きな性格で、大御所の方と共演しても物怖じせずに自分の話も積極的にできるタイプの人なので。そういうところは奨くん凄いなと思っています。
―さすが頼りになりますね。さて、冬にはついにJO1のライヴの予定があります。今、取り組んでいることや意識していることは?
川尻:パフォーマンスについてみんなで打ち合わせをしたり、練習をして作っていくということはもちろんなんですけど、もうすぐJAMのみんなに会えるということが何より大きくて、練習にもより力が入るというか。みんなに会った時に僕らの最高をお届けしたいなという気持ちが強いです。
―JAMの皆さんもライヴをめちゃくちゃ心待ちにされていると思うんですけど、もしかしたらメンバーの皆さんの気持ちの方が上回っているかもしれないですね。
川尻:多分、僕らの方が上ですね(笑)。お腹が空いている時のご飯って凄く美味しいじゃないですか。僕らはデビューしてからもう一年半ぐらいお腹が空いている状態なので、いざライヴをみんなの前でできるってなったら、本当に凄く幸せなんだろうなって。
―デビューが予定されている後輩グループのINIについても話を少し聞かせてください。11人のメンバーが決まりましたが、彼らを見ていて抱いた感情や感想を教えてください。
川尻:僕もなんですけど、JO1のメンバーも「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」の放送を一緒に見たりしていました。僕たちJO1にとって初めての後輩になるので、僕らと重ねる部分もありつつ、僕らはお兄さんなので「身近にいる弟グループにカッコ悪い姿は見せないように、僕らがもっと頑張ろうね」と話して、気が引き締まるというか。豆(豆原一成)とかはまだ10代ですけど、お兄さんな気持ちでこれから活動していくと思うので、ファンの皆さんだけでなくINIにも「JO1はカッコいいな」って思ってもらえるように頑張っていきたいです。
―放送の中で、JO1の代表曲『無限大』のパフォーマンスを披露する練習生たちに対して蓮くんが「僕らのモノマネにはならないでほしいな」といった言葉をかけていましたが、その思いについて詳しく聞かせてください。
川尻:みんな違ってみんな良いというか、十人十色というか、僕が持っていないものやJO1が持っていないものをシーズン2の練習生のみんなはそれぞれ持っていると僕は感じていました。僕らの楽曲の『無限大』を披露する時に、やっぱり最初に見るのって僕らのミュージックビデオだったりすると思うんですけど、その時にその子の良さを殺してまで僕らのモノマネをするのは凄くもったいないなって僕は感じたので、「モノマネにはならないでくれ」という思いで放送を見ていたら、さすが練習生のみんな、それぞれの良さを引き出したステージを見せてくれたので、後輩ですけど「この子たちはとてもカッコいいな」って気持ちが芽生えました。負けたくないという気持ちももちろんあります。
―これからきっと刺激し合う関係性になっていくんでしょうね。
川尻:一番近くにいるライバルでもあるんですけど、同じ会社の家族でもあるので、お互い切磋琢磨しながら高め合っていけたらいいなと思いながらも、困ったり悩んだりしたら頼ってほしいという気持ちもあります。
RELEASE
◎8月18日(水)発売
Single『STRANGER』
●LAPONE ENTERTAINMENT / 初回限定盤A(CD+DVD) 1900円
初回限定盤B(CD+フォトブック) 1900円
通常盤(CD) 1400円