【福津・古賀特集】先代から受け継いだこだわりの一杯に込めて『らーめん 楽亭』
宮地獄神社にほど近い、495号線にある福津市の人気店。
創業20年目を迎えたいま、亡き初代の元で働いていた
中村さんが3代目としてみせを切り盛りしている。
創業時から変わらない「ラーメンへの愛情と真摯な姿勢」は、
スープを一口すすれば言うまでもないこと。
手間暇かけたスープだけあり、優しく、奥深い味わいが、楽亭の神髄だ。
豚骨が苦手な人でも好んで食べられそうなほど、
適度なとろみが心地よく喉元を通り過ぎていく。
スープはなんと5種類のラーメンに応用、
さらに材料や製法の異なる元ダレを複数用意し、
異なる味わいに仕上げている。
\こってり派も納得!ニンニク香る王道の味/
一番人気の「楽亭ラーメン」は、
生にんにくのすりおろしがアクセントのこってり系。
スープを最後まで飲み干す人がほとんどだそう。
しつこさはないので、年配の方や女性、子供のファンも多い。
\あっさりなのに、複雑これぞ旨味のハーモニー/
「昔系あっさりラーメン」は、9種類の野菜からダシをとった元ダレを使用。
「豚骨が苦手…」という人もいける。
煮玉子やチャーシューを贅沢にトッピングしても1,000円以下という安さも嬉しい。
店を継いで5年目の中村さんは
「研究熱心で料理上手だった大将から受け継いだ味を、
もっと多くの人人に食べてもらいたい一心です。
最近は新たな常連さんも増えて嬉しいですね」と、
初心を忘れずにラーメンと向き合っている。
もう一つ特筆すべきは…
店の厨房がいつ来てもピカピカに磨かれていること!
「これも大将からの教えです。キレイな厨房でしか旨いラーメンは生まれませんから」。