【すてきなリノベのお宅訪問~マンション編】コーディネート力が冴える ファッションのように楽しむ空間『リノベエステイト』
すてきなリノベのお宅訪問
リノベエステイト
福岡市南区[E邸]
コーディネート力が冴える
ファッションのように楽しむ空間
テイストの異なるデザインを
どう組み合わせるか
コンクリートむき出しの天井には、縦横に走る照明用の黒いレールやシルバーのダクト。床材は重厚で強度もあるナラ材を選んだ。無骨なインダストリアルテイストの空間は、それだけだと無機質になりがちだが、E邸の場合は北欧デザインのオーガニックな要素をさりげなくミックス。生活感はないのだが単にクールなだけではなく、心地いい温もり、暮らしを楽しんでいる様子が見て取れるところが素晴らしい。
アパレル系の仕事に就くおふたりだと聞いて、このセンスにも納得。異なるデザインテイストをバランス良く取り入れ、調和させるコーディネートテクニックは、空間づくりでも遺憾なく発揮されている。
見た人の心をつかむ
高いデザイン性に注目
洋服のコーディネートが自分をデザインする手段だとしたら、空間づくりとは暮らしをデザインすること。住む人たちのライフスタイルを鑑みながら、生活にまつわる大量のモノやコトをどのようにデザインして、空間に収めていくか。それが空間を設計する人の腕の見せ所なのだと、[リノベエステイト]が手がけたこのE邸を見てつくづく感じる。
たとえば上のウォークインクローゼット。ここは職業柄、大量の洋服を所有するご夫妻のための〝仕事部屋〟である。ショップのストックルームを髣髴とさせる重厚なデザイン性を持ちながら、愛するアイテムを大切に管理し、着たい洋服を着たい時にすぐ取り出せる機能性も兼ね備えた、まさにファッションマニアの願いを叶えた空間だ。
このクローゼットに象徴されるように、[リノベエステイト]の仕事はすべて、一度見た人の心をつかむ〝強さ〟がある。そして、Eさんご夫妻も同社のデザインへのこだわりに心惹かれて依頼をしたのだと話してくれた。
リノベの第一歩は
無理のない資金計画
家でくつろぐ時間が大好きだというEさんご夫妻。[リノベエステイト]を訪ねたのは、2020年の2月頃。「ホームページの施工例を見て、デザインにこだわりをお持ちの方が依頼なさっている会社だと感じました。どれもテイストは違うけれど、この会社にしか出せない雰囲気がありました。ただ、僕らはリノベーションについて何も知識がなかったので、まずは無料相談会に参加して、物件選びや資金計画について教えてもらいました」。特に、この「資金計画」が良かったと口を揃えるおふたり。
「家計を見直して、毎月いくらなら支払えるか、じゃあどのくらいなら借りられるか、リノベーションにかかる費用を引いたら、購入する物件はどのくらいの価格が妥当か。そうして無理のない資金計画を立てていく。こうすれば物件の候補は自然と絞られるし、自分たちでも家を持てるんだという実感が得られます」。
リノベのプロと物件選び
資金面の調整にも感謝
「資金計画」に基づいて見つけた物件は、築約40年のマンション。[リノベエステイト]スタッフの「ここなら大丈夫。いい家になります」という見立てを信頼し、購入に踏みきった。
「何しろありとあらゆる物件を見てきたプロですから、不安はありませんでした。実際に床を剥いでみると想像以上に造りが簡易的だった、という想定外な出来事もありましたが、コンクリートを敷いて断熱性を補強し、湿気や冷気が上がってこないようにしてもらいました。この場合も追加費用が支払いの負担にならないよう、全体の予算を見直して調整してもらえたのもありがたかった。設計プランも私たちがイメージしていた通りです。伝わりづらい言葉を汲み取って、理想のカタチにしてくれましたし、迷った時のアドバイスも的確で頼もしかった。本当に感謝しています」。
リノベーションを終え理想の住まいを手に入れて改めて思うこと。「それはやはり、資金計画の大切さ」と力説するご夫妻。「自分たちには無理だ、と思っている方も、意外と大丈夫。賃貸に暮らすのと変わらない感覚で、自分たちに合う家が見つかるし、リノベーションプランも見えてきますよ」。
------Company Profile-------------------------------
リノベエステイト
株式会社アポロ計画
[所]福岡市中央区大手門3-12-12 BLDG64 201
[☏]092-738-9099
[HP]https://re-estate.net/
※この記事は「フクオカリノベno.7」より抜粋して記載しております