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【福岡麺本2021】にぎわいを街に呼び戻す 無添加醤油ラーメン 『あんとめん』

黒崎駅の南に広がるアーケード街の一角にある“寿通り”の入口にある 人形焼とラーメンの店『あんとめん』

 

 

にぎわいを街に呼び戻す
無添加醤油ラーメン

 

 

黒崎駅の南に広がるアーケード街の一角にある『寿通り』で進行している『寿百貨店プロジェクト』。建築家・田村晟一郎さん(㈱タムタムデザイン代表)と福岡佐知子さん(㈱三角形代表)を中心に展開する、地域を盛り上げるエリアリノベーションだ。

人形焼とラーメンの店『あんとめん』は、このプロジェクトの中心として『寿通り』の入口にオープンした。扉のないオープンキッチンは、いつでもだれでもウエルカムな雰囲気。「屋根のあるアーケードを利用して屋台感を出しました!」と田村さん。

 

 

『基本のスープと麺』660円。トッピングはネギ33円、煮卵110円、チャーシュー198円、梅干し33円など。麺の後に追いスープ220円とごはん小110円を追加するのもいい。

 

 

まずは注文。

基本の“素ラーメン”に、チャーシューや煮卵など好みのトッピング(別料金)を注文するのがこちらのスタイルだ。

運ばれてくる時から煮干しの香りがふわりと漂ってくるスープのベースは、ラーメン好きの田村さんが東京で出会い感動した『都電テーブル』の無添加ラーメン。煮干し、かつお節、椎茸などからとった出汁からつくる魚介系の醤油スープは、煮干しの旨味を感じるのにえぐみや苦みはなく、一滴も残さず身体に取り込みたくなるやさしい味わい。『追いスープ』が用意されていることにも納得だ。別皿のトッピングは、好きな時に入れて好きなように食べるのが楽しい。

 

「元々ラーメンをつくる予定はなかったんですが(笑)」という店主を務める福岡さんだが、幅広い世代のお客さんの笑顔に喜びを感じられているとのこと。

やさしい味わいは、街のにぎわい作りのきっかけでもあるようだ。

 

 

『寿通り』ということでおめでたい文欽高島田を象った『あん(人形焼)』1個80円。ほどよい甘さがおいしい。

 

 

麺の味をしっかり楽しみたい方はやや太めのストレートでこしがある全粒紛麺(左)、スープとの一体感を楽しみたい方はたまごの風味も香るちぢれ麺(右)を!

 

 

 あんとめん

[所]北九州市八幡西区熊手1-1-20
[☎]093-616-0411
[営]12:00~19:00
[休]不定

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掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。

 

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