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【うーの家がつくった新築住宅】(太宰府市)アンティークスタイルに異国の島の空気感をミックス

異国に迷い込んだかのような独特の雰囲気に、
祖父から譲り受けたアンティークがとけ込む、
オリジナリティに満ちた住まいが完成しました。

漆喰のラフな凹凸やS形洋瓦、アイアンのコーディネートがぬくもりと軽やかさを生む外観

 

凹凸のあるラフな塗り壁に、S型洋瓦やアンティークのアイアンを用いた外観、玄関アプローチにはフランス語で「ようこそ!」の言葉が客人を迎える、温かみのあるMさんの住まい。それまでマンション住まいだったご夫婦が家づくりに興味を持ったのは、[うーの家]で家を建てた友人の住まいに奥さまが遊びに行ったことがきっかけだったそう。

土地探しから始めて、運良く希望のエリアで理想的な場所が見つかったことも背中を押された理由の一つ。建築系の大学出身のご主人も[うーの家]だったらいいよと賛成してくれたという。

 

奥さまの好きなブルーのポイント使いが玄関や室内の引き締め効果に

 

可愛くディスプレイされた玄関ホール。来客された方も思わずうっとり

 

ご夫婦の一番のリクエストは、使い勝手の良い間取りや動線。「前の家がとにかく住みにくい間取りだったので、その改善点をすべて生かして、要望を詰め込みました。帰宅したら玄関で手を洗って、クローゼットで着替えを済ませ、キッチン側へと回遊できる造りが気に入っています」と、ご夫婦ともに笑顔で話してくれた。

 

階段下や壁面に収納や水回りを集めた機能的なLDKは、漆喰やタイル、アンティーク調の漆喰によってデザイン性の高さも際立つ内装。さらに呼吸する家をつくるWB工法を採用

 

手元が見えないよう立ち上がりを付けたキッチン。アンティークの食器棚や照明のディスプレイでおうちカフェ感がアップ

 

回遊できるよう、ご夫婦がリクエストした階段下の通路。低めの天井から見えるタイル張りの洗面室は、まるで地中海の家にいるかのよう

 

1階は、大きなソファでゆったりできるリビング空間が広がり、その奥にダイニングとキッチンを置いたL字型のLDKが特徴。リビングの吹き抜けから自然光の明るさを上手に取り入れている。階段裏はファミリークローク、洗面室、キッチンが回遊できるユニークな造り。下り壁を取り入れたデザインは異国の路地を通るようで、訪れる人をときめかせる。

 

サントリーニ島をイメージした奥さまのアトリエ。割り石とブルーの壁がポイント

 

祖父母宅に取り付けてあった有名作家さんのステンドグラス

 

2階へ上がると、そこはまた違った空間デザイン。とりわけ在宅で仕事するご夫婦二人が使うワークスペース&ロフト、奥さまのアトリエスペースが目を引く。「趣味のステンドグラスやキャンドル作りが楽しめるように、ここだけ石畳とブルーの壁の家が特徴のサントリーニ島をイメージして、左官さんに腕を振るっていただきました!」。

 

カウチを置いて雰囲気づくりした2階廊下。右手にあるフランス製のアンティーク扉が映える

 

1・2階ともにアンティークの造作が得意な[うーの家]らしさを散りばめた空間をさらに魅力的に見せているのが、奥さまがコーディネートした装飾類。「ついたてやステンドグラス、レトロな窓ガラスにカウチなど、海外旅行が好きな祖父母の家に合ったアンティークを造作にも取り入れていただきました。まるでここに来ることが分かっていたかのように、しっくり馴染んで嬉しい」と奥さまの表情が輝く。

 

半年ほど暮らしてみて、住み心地の良さも実感。「湿気や豪雨がすごかった日でも除湿や冷房を使わずに済んだ」と、浄化・調湿作用のある漆喰の魅力を感じている。ご主人も使い勝手のいい念願の仕事部屋がお気に入り。時に料理をつくったりと、毎日を楽しんでいる。「家って、3階建てないと本当にいい家ができないと聞きますが、私たちにとってうーの家さんとの家づくりはパーフェクト! “好き”より、これまで暮らしてきて“ここが嫌い”を改善していくようにつくると満足できる住まいになるのかもしれません」。

 

わが家のここがお気に入り

 

[ダイニング] 自作の照明を飾って、夜の雰囲気を楽しんでいます。カウンターは、子どもの勉強場所や奥さまのメイクスペースとして、使いやすい幅など想定して造作

株式会社うーの家

[所]福岡県太宰府市国分2-1-9

[☏]092-408-8082

[HP]https://woonoie.com/

※この記事は「ふくおか・さが 家づくりの本No.52」より抜粋して記載しております。

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