【福岡麺本2021】 どこか懐かしさを覚える優しい味 ルーツは長崎県・大島 『大島ラーメン あづまや』
ルーツは長崎県・大島
鶏×豚の滋味溢れる一杯
長崎県西海市大島で創業50年を超える、老舗ラーメン店『あづまや』の“のれん分け”店が、ここ福岡市の中央区にある。息子である三岳龍太さんがオーナーを務め、伝統の味を継承する。
ラーメン(600円)の鶏ガラに豚骨スープをブレンドした鶏×豚のスープは、深いコクがありつつ後味は軽やか。柔らかな平打ち麺とよく絡み、どこか懐かしさを覚える優しい風味が口いっぱいに広がる。麺は全て自家製というこだわり。
この夏(5月~8月まで)に提供された「冷やしラーメン(700円)」は、ゆずドレッシングをかけたサラダと焦がしラー油をトッピング。豆乳をブレンドしたまろやかなスープが後を引く一杯だった。季節によって刷新する、創作的な限定メニューも見逃せない。
「ちゃんぽんやラーメンは父の味を継ぎ、その上をいくような新メニューの開発にも力を入れています」と話す三岳さん。
野菜がたっぷりのった「ちゃんぽん(750円)」は飽きのこない美味しさ。こちらも是非味わいたい。
大島ラーメン あづまや
[所]福岡市中央区六本松1-5-17
[☎]092-751-3636
[営]11:00~15:00/17:00~20:30(OS20:00)
※日祝は11:00~18:00(OS17:30)
[休]木曜
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