【Go to GOTO!】(小値賀島編)~赤浜海岸&地ノ神嶋神社~島内をぐるっと一周サイクリング①
~Go to GOTO!【小値賀島編】~
\小値賀島ってどんなところ?/
長崎県の五島列島北端に位置する小値賀は、佐世保からフェリーでおよそ3時間の船旅で到着する、人口2300人ほどの小さな島です。太古の昔、海底火山の溶岩によって造り出されたその雄大で美しい独特の景観、海岸美から島全体が西海国立公園に指定されています。
懐かしき日本の原風景が残る美しい小値賀島で、暮らすように旅をしませんか?
今回ご紹介するのは島内一周サイクリングコースから
『赤浜海岸&地ノ神嶋神社』です。
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砂も砂利も赤く、鉄分を多く含んだ火山島特有色がよく分かる海岸。赤い海岸、青い海の向こう、対岸には中通島を望みます。この赤色は火山礫によるもので、小値賀島が火山であったことを示すものだそう。
この海岸、残念ながら遊泳は禁止。
海底が急に深くなっていたり、すぐ近くを電気を通す海底ケーブルが通っているためです。
泳ぎたい気持ちをこらえ、ぜひ景色をお楽しみください。
これが赤浜海岸に落ちている石です。写真の通りどれも真っ赤!
なぜ石や砂が赤いのかというと、その昔海底火山が噴火した際に流れ出した溶岩には多く鉄分が含まれており、その溶岩が冷えて固まる際に酸化して色が赤くなったそうです。
残念ながら写真ではあまり伝わりませんが、海岸沿いの岸壁も海岸と同じく赤色。
普通の海岸だと思って訪れる観光客のお客さんは、びっくりすること間違いなしです。
前方湾に向かって立つ地ノ神嶋神社は、五島列島でも最も古く由緒ある神社のひとつです。西暦704年には対岸の野崎島に沖ノ神嶋神社が分祀されています。
遣唐使船団の航路が五島列島経由の南東路に変更された702年と創建年が近いこと、航海上の要衝に面していることから、遣唐使船団の航海の安全を祈って創建されたという言い伝えもあるのだとか。
野崎島にある「沖の神嶋神社」と対にして、「地の神嶋神社」と呼ばれています。
かつては中国の貿易船が頻繁に寄港したそうで、海底には、壺や器など船の残骸が眠っているそう。
美しい景色を見た後は、しっかりとお参りもして帰りましょうね♪
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■DATA
赤浜海岸
[所]長崎県北松浦郡小値賀町前方郷
[電] 0959-56-2646(NPO法人おぢかアイランドツーリズム協会)
[P]あり
https://ojikajima.jp/travel/see/655.html
地ノ神嶋神社
[所]長崎県北松浦郡小値賀町前方郷3939
[電] 0959-56-2646(NPO法人おぢかアイランドツーリズム協会)
[P]あり
https://ojikajima.jp/travel/see/680.html