OITA ART TRIP(大分県)大分のアートとカルチャーを巡る旅。~竹田市編part1~
大分ってどんなとこ?
そう聞かれたら、真っ先に「アートの街だよ」と答えよう。
未知の感覚を味わうアートも、日常の延長線上にある土着のカルチャーも、
アートが誘う、見たことない大分の旅へ。
今回は、竹田市をご紹介。
|但馬屋老舗
お殿さまに笑顔を届ける菓子
歴代のお殿さまに愛されてきた老舗和菓子店。銘菓「荒城の月」「三笠野」をはじめとする和菓子は、添加物などを一切使わずに江戸時代から変わらぬ手法で仕上げている。その佇まいに職人の手仕事を感じる和菓子は、口の中でじんわりと幸せが広がる上品で優しい味わいが特徴。
創業当時から変わらぬ味を守り続ける「三笠野」と「荒城の月」(各160円)。必要最低限の材料と職人技で仕上げる銘菓は、雑味のない優しい甘さが特徴。鮮やかな緑色が美しい宇治抹茶の渋みの先にある奥深い甘みとコクがその味を一層引き立てる(セット990円)
隣接する茶房「だんだん」では、季節の和菓子や食事を楽しめる。竹田産の栗だけを使った名物「ちくでん栗おこわ」(1,430円)は、年間通じて食べられる贅沢な味わいが特徴。蓋を開けた瞬間、湯気が立ち上る蒸したてのおこわならではのもっちりとした食感がやみつきになる逸品だ。中庭を眺める情緒あふれる空間と共に、歴史薫る竹田の街歩きを堪能して。
併設の茶房では、店内の隅々にまで行き届いた繊細な美意識や、この場所が積み重ねてきた歴史に想いを馳せながら、ここでしか体感できないひとときをゆっくりと味わって。