【TOMORROW HOUSEがつくった新築住宅】(久留米市)まるで要塞のような造り ロの字型の平屋住宅
一見すると、家じゃないみたい。
通りからは窓が見えないけど中庭からの採光も良く、
回遊性を持たせることで使い勝手も抜群に。
実に計算されつくした住まいでした。
施主の希望に最大限に応える提案力とデザイン力
住宅街でひと際目を引く、個性的な外観の建物。「外堀を高くしなくても、周囲から家の中の様子が見えないよう要塞のような家にしたかったんです」と話す。
この外観を見た人は、採光や風通しを心配するかもしれない。しかし、そんな心配は不要。こちらは口の字型の間取りにしており、中庭への掃き出し窓から十分な採光と風通しが確保されている。隣家の視線が届かない屋根勾配でプライバシーを守り、正面以外の外側の壁には高窓も設置済み。
転職を機に家づくりを検討するようになったFさん一家。似たような雰囲気の住宅展示場を回ることに疲れていたところ、奥さまがSNSで[TOMORROW HOUSE]のデザイン性が高い施工事例を見つけて問い合わせたという。「大手ハウスメーカーだと営業担当者が窓口になりますが、こちらは建築士さんに直接相談できるのが良かったです」と奥さま。
実際に生活しているお宅も見せてもらい、モデルハウスでは伝わらない生活の様子をリアルに感じることができたようだ。「家を建てた後もお客さまとの関係性が築けていて、やり取りを見ていても和やかな雰囲気がとても良いなと思いました」。
快適さと利便性を追求した機能面も申し分なし
もう一つのこだわりは、平屋住宅であること。「将来、子どもが独立したら子ども部屋は使わなくなるし、私たち夫婦も年をとると階段を上るのが負担になるだろうと思いました」。
平屋にしたことで中庭に日光が届きやすくなり、生活動線に無駄がない回遊性のあるロの字型の間取りが生きてくる。パントリー・キッチン・ダイニング・洗濯機がある脱衣所が一直線でつながり、家事動線もスムーズだ。
平屋とはいえ天井高が2500mmもあるので、身長190㎝以上のFさんでも窮屈さは感じないという。建物だけでなく外構までトータル設計したおかげで、デザインが全体的にバランスよくまとまっている。Fさんの好みを把握した自由な発想と細やかな提案により、生活スタイルにフィットしたオーダーメイドの住宅が完成した。
TOMORROW HOUSE
[所]福岡県久留米市御井町236-2
[☏]0942-64-9876
[HP]https://tomorrowhouse.co.jp/
※この記事は「ふくおか・さが 家づくりの本No.54」より抜粋して記載しております。