肉菜炭火屋 ミヤビ

常識を超える和牛のやさい巻き
採算度外視の旨さを堪能！

２０１８年　突如訪れた「博多やさい巻串」ブーム。
全国ネットの人気番組で紹介されるなど、その勢いはとどまることを知らず、関東でも「博多やさい巻串」を提供する飲食店が増えているという。
そんな中、他店とは一線を画した「やさい巻串」で注目を集める店がある。
旧大名小学校の裏手にある『肉菜炭火屋 ミヤビ』だ。

一般的な「博多やさい巻串」は野菜を豚肉で巻いているが、ここ『ミヤビ』では和牛で野菜を巻いた「博多和牛やさい巻串」を提供している。
訊けば、このメニュー、この店がオープンした２０１５年９月から、即ちブームになる随分前から、この店の名物メニューとして提供している。
「黒毛和牛の炭火焼をメインに据えた肉酒場としてオープンしたので、和牛で巻くというのは自然な流れでした。
和牛で巻いて実際に食べてみると衝撃的な美味しさだったんです。豚に比べて脂落ちが少なく、野菜の旨味もしっかり感じられるんですよ」と、マネージャーの吉崎さん。

また、従来の炭火焼きに加え、昨年1０月からは蒸し焼きも選べるようになった。
黒毛和牛と野菜のみずみずしさが際立つ蒸し焼きは、よりヘルシーに食べられると女性を中心に人気を博している。

毎日15時からオープンしており、「博多和牛やさい巻串」１本からちょい飲みもO K。和牛との相性の良い日本酒も全国から選りすぐっており、黒毛和牛と日本酒のマリアージュも提案してくれる。

かど家

素材の良さが引き立つ
高コスパの炭火“鶏” 焼肉

２０１８年6月、南区野間にオープンした「かど家」はセルフスタイルで炭火焼きを味わえる店。
美味しいお肉をお腹いっぱい食べてほしいという思いから、鶏肉をメインにリーズナブルなメニューを用意する、「炭火で焼く」というシンプルな調理法がゆえ、博多地鶏や三元豚’朝倉産の野菜など、素材ヘのこだわりにもセンスが光る。
気さくなオーナーが一人で切り盛りする、アットホームな雰囲気もゆるりと楽しんでほしい。

ステーキの店 牛車

30年、40年と通う贔屓客も多い
老舗の炭火焼ステーキ。

「鉄板焼きの店は多いけれど、炭火焼きステーキの店はすっかり減ってしまいましたよねぇ」。そう話すのは、父親の跡を継ぎ、2代目として店を切り盛りする前田さん。
『牛車』の創業は１９７２年。
黒毛和牛A4、A5ランクを楽しめる老舗のステーキ店だ。
カウンターから見えるレンガ造りの炭火窯でおいしそうな音を立てる肉を丁寧に焼き上げていく。
炭で焼くことで旨みを逃さず、炭の香りとともにおいしく仕上がる。

博多やさい巻串屋 鳴門

王道から個性派まで続々！
さあ、全串制覇なるか…!?

何度も行きたい、あれこれ食べたい。めくるめく巻き串ワールドに引き込まれる人々が、今増加中。
その渦中の繁盛店『鳴門』には、カウンターのショーケースに王道のレタス巻き串やエリンギ巻き串など、彩り豊かな串
の数々がびっしり並ぶが、よ～く見ると、イチゴ巻き串やパクチー巻き串、明太子巻き串といった変り種もたくさん並んでいる。
この遊び心溢れるバリエーションが女性客のハートを掴み、客同士で好奇心と満足感を分かち合えると大人気。
評判は東京や海外にまで広がり、わざわざ訪れる旅行客の姿も多い。

最初はネタの面白さに惹かれて来店するが、一口食べると、素材の旨味や素材のクオリティーに脱帽するはず！
例えばレタス巻き串は、シャキッとしたみずみずしい食感が印象的で、トマト巻き串は噛んだ瞬間トマトの甘味が口いっぱいに広がる。
このように厳選した野菜をたっぷり、ヘルシーに味わえるように大胆に使うのが鳴門流。
足繁く通って、全串制覇したい!!