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【列車&バスツアー】絶景と伝統工芸に触れる八女ツアー体験記

今回は期間限定の八女の魅力を堪能するクラブツーリズムさんのツアーに参加! 新型コロナウイルス陰性証明がある人だけが参加でき、西鉄の『THE RAIL KITCHEN CHIKUGO』を貸し切って、柳川からの貸切バスでは、間隔をあけて1人2席を確保するという安心の内容。八女の絶景と伝統工芸、体験と充実の日帰り旅を満喫しました。

↓ツアースケジュールはこんな感じ↓

○11:20 西鉄福岡(天神)駅に集合

○11:50~13:50 筑後の味を満喫「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」のおもてなしランチ

○観光貸切バスに乗り換え🚌西鉄柳川駅→八女市

○14:50~15:00 絶景!八女中央大茶園

○15:20~15:50 つくりてが分かる『うなぎの寝床(旧寺崎邸)』で文化を吸収

○16:00~17:45 実見!実践!『下川織物』で久留米絣体験

○帰りはバスで、西鉄福岡(天神)駅or博多駅まで

「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」に揺られて柳川へ。

筑後の食材を味わえる、西鉄の旅列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」

 

特別車両のラッピングとしつらえにワクワクします

西鉄福岡(天神)駅に集合し、「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」でランチを楽しみながら、柳川駅まで。通常であれば1時間もかからないコースですが、途中停車をはさみながら、のんびり2時間弱の旅。

 

ドリンク、メイン、デザートまで筑後地方の特産品を使ったランチが楽しめます。

Welcomeドリンクの『林檎ジュース』と大木町産大豆とみやま市産セロリを使ったスープ
季節限定ピザ『ゴボウとほうれん草のハーフ&ハーフ』。噛むほどに広がるゴボウの甘さにびっくり
九州産クリームチーズのフロマージュクリュあまおうソース。ドリンクはハーブティ

食材の生産地に思いを馳せながら、筑後の味を堪能します。

 

柳川から八女中央大茶園

柳川駅で列車を降りると、貸切バスで八女まで向かいます。1人2席が確保され、車内でもゆったり過ごせます。

1時間弱のバス移動で、八女中央大茶園に到着🚌

茶園を見渡せる高台の展望台に行きます。

右を見ても、左を見ても、一面の茶畑!

約70ヘクタールの茶園が広がる景色は八女ならでは。お茶の緑と空の青、雲の白とのコントラストが美しいです。

道中でも素晴らしい景色を見ることができました

ここでは一年を通して緑の茶畑を眺めることができ、八女の旅のスタートに気分もあがります。高台の展望所へは車でアクセスでき、晴れた日には八女市街や有明海も見渡せます。

八女中央大茶園

住所:八女市本

駐車場:あり
※展望所へは、日中の訪問がおすすめ

『うなぎの寝床(旧寺崎邸)』

再びバスで移動🚌

「地域文化商社うなぎの寝床」の『うなぎの寝床(旧寺崎邸)』に到着です。

『うなぎの寝床(旧寺崎邸)』

こちらでは、様々なつくりての、衣食住にかかわる手仕事に触れることができます。

 

 

暮らしの道具に添えられた紹介文が興味深く、つくりてのモノづくりへの情熱も伝わってきます。

八女『てんごや』竹細工の椅子
つくりての説明も丁寧です

ギャラリーのように見応えがあり、ほしいものがたくさん!!瞬く間に時間が来てしまいました。

『うなぎの寝床(旧寺崎邸)』に併設したカフェ『あだち珈琲』の雰囲気もステキ

「次は、あだち珈琲でのコーヒーブレイクもあわせてゆっくり楽しみたい!!」と、再訪の理由ができたところで、最終目的地へと再びバスで移動です。

『うなぎの寝床(旧寺崎邸)』 

住所:八女市本町327
電話番号:0943-24-8021
営業時間:11:00〜17:00 ※あだち珈琲〜18:00※17〜18時は豆の販売のみ
定休日:火・水曜 (祝日営業)、夏季休暇、年末年始
駐車場:10台
カード/可
HP:https://unagino-nedoko.net/
Instagram:@terasakitei_unaginonedoko

世界でも活躍!福岡・八女のつくりて『下川織物』

うなぎの寝床『旧寺崎邸』から、再びバスに乗り10分ほど。
バスを降りて、細い路地を歩いていくと…、見えてきました!『下川織物』に到着です。

もうすぐで到着

ここでは、3代目の下川強臓さんや、スタッフの方に案内してもらいながら、

ができます。

「布選び」と「工場見学」の2班に分かれてスタート!

まずは、布選び

布の山が部屋いっぱいに
紫のバラ柄に決定!
2mの長さに切ってもらった布の「耳」(約37cmの生地幅の両端のこと)を5cmほど、切込みを入れてもらいます

次は、工場見学

「これらは1950年代にできたトヨタ式力織機。絣を織れるように、ここで改良したものです。人に例えるなら、ひいじいちゃんが頑張っているようなものです」と、2代目下川富彌さんが説明してくれました。

工場で力織機について説明してくれる2代目

70年ほど前の機械を使用していますが、部分的には自動化され、進化しているそうです。

現場で働く方の様子を間近でみることができました

力織機の大きな音を聞きながら、
少しずつ柄が完成していく様が面白く、じっと見入ってしまいました。

 

「下川織物」についての紹介

『下川織物』3代目の下川強臓さん。世界で活躍する福岡・八女のつくりてで、東京オリンピック2020の聖火ランナーも務めたそう

久留米絣協同組合の副理事長でもある下川強臓さんに、スライドを使って説明してもらいました。

下川織物の特徴や表彰歴、今動いているプロジェクトなど、これまでの活躍とともに、今後の展望についても聞かせてもらいました。

そして、ストールづくり。

話を聞いて、久留米絣への理解も深まったところで、ストールづくりに移ります。

手際よく作業をする下川さんに手伝ってもらいながら、完成!

残った経糸は、そのままでも小分けして結んでもOKだそうです。

ストールと話をお土産に、日帰りツアーの終了です。

『下川織物』

住所:八女市津江1111-2
電話番号:0943-22-2427
営業時間:9:00-16:00
定休日:日・祝日(土曜は不定休)
HP:https://oriyasan.com/
オンラインショップ:https://kasuri-orimoto.com/
Instagram:@shimogawakyozo
※工場見学は要予約。工場見学、お買い物は事前予約で定休日でも対応可能

貸切列車・バスでの日帰り八女ツアー。八女に受け継がれてきたものやその背景までじっくり学ぶことができました。見て、聞いて、食べて、体験して、大満足の1日でした。


今回はクラブツーリズムの限定ツアーで八女を楽しみました。

福岡市から日帰りでもこんなに楽しめる充実のツアーで、八女の伝統を体験できます。

今後もクラブツーリズムからは、八女の魅力を堪能できるツアーも発売される予定。
それまでは、このツアーを参考に八女を周遊してみて。


《シティ情報Fukuoka》2021年11月号では、特集で「うきは・吉井・八女」を紹介しました。今回訪ねた『うなぎの寝床(旧寺崎邸)』の姉妹店にあたる『Craft Inn 手(旧塚本邸)』なども掲載しています。ぜひご覧ください。

『Craft Inn 手(旧塚本邸)』→こちら

≪シティ情報Fukuoka≫2021年11月号「うきは・吉井・八女特集」→こちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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