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【熊本の暮らしってどう?総集編】熊本移住の先輩たちが大集合!愉しきイジュカツのススメ

コロナ禍で生き方や価値観が変容する中で、
何やら移住暮らしが心地よさそうに見えて仕方ない…!
そこで今回は、熊本の玉名市、荒尾市、和水町で活躍する
移住にまつわる先輩たちのインタビュー&おすすめスポットをご紹介。
新たな自分との出会いを求めて、今こそ“イジュカツ”!

 


“何もない”を面白がる。自分の時間を楽しむ宿
福岡 → 和水町

 

和水町に移住した辻 大樹さんはゲストハウス「THE スナフキンズ」のオーナー。“スナフキン”とは、あの谷に住む身軽な旅人のことである。「時間の使い方を知っていて、“何もない”を楽しめるスナフキンは、僕にとって理想の旅人象なんです」と話すのは、2011年から和水町で宿を営む辻さん。仕事で関西から福岡へ赴任した辻さんは九州を気に入り、「自分なりにその土地の魅力を表現する場を作りたい」と、2009年に和水町へ。

 

 

既存の知識は、“平山温泉”の名称のみ。けれども、町の空気感や、神社の鳥居を潜った中に佇む古民家の趣や田んぼの見晴らしを気に入り、この場所に決めた。素泊まりの宿にした理由は「選択肢の幅を無限にしたいから」。飲食という宿の役割の一部を町に託し、代わりに町の魅力を伝えることは、辻さんなりの町おこしだ。「ふとした興味さえあれば、“住む”って案外どこでもいいもの。ローカルな方が場所もモノもあるから、断然楽しい。マニアックな人は映えるし、そこを認める土壌はある。何もない町を面白くするのが、面白いんですよ」。

 

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和水町 観光サイト

 

 


“のあそび”の視点を活かしたまちづくりを
福岡 → 荒尾

 

「移住を楽しむ秘訣は、柔軟性と生活力、自らに芯があること。この3つがあれば、孤立もしないし、地域にもいい影響を与えられます」と深い言葉を投げかけてくれた「noasobi labo」の代表・中村光成さん。奈良県に生まれ、佐賀で医師となり、米国や福岡を回り、2007年に閉院の危機に立たされていた荒尾市内のクリニックを継承後、街とのつながりを育んできた移住の大先輩だ。

 

 

一方で、趣味の登山では沢登から雪山まで幅広く自然に親しんできた。そんな中で「のあそびの視点をまちづくりに活かせないか」と、かつてのビジネスホテルを仲間とともにリノベーションし、2021年12月にカフェやホテル、グランピングなど、多彩な用途が叶う「noasobi lodge」をオープンした。現在は医療、リノベ、のあそびの3本柱で活動を続けている。「穏やかな荒尾の自然は、アウトドア初心者にもうってつけ。福岡と熊本の県境にある立地を活かし、自然環境も含めた荒尾ならではの地域づくりに取り組んでいきたいですね」。

 

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旅から得た気づきを形に。人と地域の交流を生む場
東京 → 玉名

 

熊本県の北西部、玉名市を流れる菊池川沿いに、2020年にオープンしたホステル&カフェバー「HIKE」。コンセプトは、「誰もが集い、“カタル”場所」。オーナーの佐藤充さん・陽子さん夫妻は、東京のアパレルメーカー勤務を経て、1年3ヶ月の世界旅行へ。好んで訪れたのは、大量生産や流通とは無縁の少数民族の方が暮らす村や、伝統と文化の残るローカルな地域だったとか。価値観やライフスタイルが変容する中で、おふたりが帰国後の第2の拠点に選んだのは、奥さまの出身地である玉名市だった。

 

 

「屋上からの長めに一目惚れして」という建物は、かつての整形外科病院。ホステルとカフェバー、地元の窯元「小代焼」を中心に取り扱うショップ「タシュロン」など複合的な空間は、建築家や地域の人たちとともにワークショップ形式のリノベーションを進める中で見出したスタイルだ。「旅で訪れた土地の印象は、出会った人や経験したことで決まります。次は僕らが迎える側になりたいですね」。

 

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