オド散歩 #41『洋風そば食堂 グリチネ』
『オドホテル』周辺の魅力あるスポットを紹介する「オド散歩」。
久しぶりに番外編の「西新エリア」をお届けします。
今回訪れたのは、中西商店街から路地に入った場所にある『洋風そば食堂 グリチネ』です。
『ロジウラベーカリー』やチーズケーキの『KAKA』など、名店揃いの通りにあります。
“和”の印象が強い蕎麦を、どう洋風に表現されているのでしょうか。
同じようなお店がないだけに、入店前からワクワクが止まりません!
このお店は、和食・洋食の料理経験がある店主が、蕎麦の新しい魅力を発信しているお店。
ランチタイムはランチコース、ディナーはコースとアラカルトが用意されています。
今回は、ランチタイムに訪問。
ランチは「洋風そばランチコース」のみで、サラダ、スープ、前菜盛、メイン、フォカッチャ、デザートの6品全てに蕎麦を使っているとか。
これに選べるドリンクも付きます。
最初に運ばれてきたのは、サラダです。
上に乗っている揚げ麺のようなものが、お蕎麦!
揚げた蕎麦は、ほんのり香る程度で、主張しすぎず1品目にぴったり。
次の豪華な前菜盛は、見た目も華やかで、心がウキウキします。
実は、この一品一品に蕎麦の実や蕎麦粉、蕎麦生地が使われているんです。
ガラスの器に入っているのは「蕎麦の実のマリネ」。
そのほかにもマッシュポテトを包んだガレット、蕎麦のキッシュ、セロリと蕎麦のムースなど7品が彩ります。
食感も味のバリエーションも豊富で、この一皿に驚きと感動が詰まっている感じ。
初めましてのメニューが多いと、食べていて楽しいですよね。
内容は日替わりです。
見た目はコーンスープ?かぼちゃスープ?って感じですが、こちらにも邪魔しない程度に蕎麦茶や蕎麦の実が使われていますよ。
メインは日替わりそば(細麺)、パスタ(蕎麦で作った平麺)、ピザの3つから選ぶことができます。今回はスタンダードに日替わり蕎麦と、ディナーで人気のピザをチョイス。
蕎麦粉で作ったピザは、トマトとバジルソース、モッツアレラチーズのマルゲリータです。
小麦粉の生地より軽く、サックサク。
手のひら大のサイズでしたが、軽い口当たりなので、1枚ぺろりと食べられました。
ざるでいただくお蕎麦は、2種類。
時期によって産地などが違うようですが、この日は福井県産のお蕎麦など。
蕎麦つゆ以外にも、塩、トマトベースの付けダレなど、食べ比べできるスタイルで提供されます。新しい!
デザートも蕎麦の実入り!
ここまで徹底していると、蕎麦への愛しか伝わってきませんね。
唎酒師でもある店主が選んだ日本酒やワインも豊富で、夜はコース以外にも一品料理や魚・肉料理など、オリジナリティ溢れる料理が提供されています。
席は、4人用のテーブル席が3つと2人用が1つ、そしてカウンターというコンパクトな作りです。平日でも、ランチタイムは女性でいっぱい。予約がおすすめです。
<店データ>
洋風そば食堂 グリチネ
福岡市早良区西新5-6-1
092-846-8135
12:00〜OS14:00、18:00〜OS23:30
月曜、第3日曜定休
転載元
オドホテル『オド散歩』
https://odohotel.blog.fc2.com/