【久木原工務店がつくった新築住宅】(福岡市)空間を心地よく楽しむシームレスな暮らし
晴れた日も雨の日もいつだって居心地がいいのは
快適な室内にいながら外の自然を感じられるから。
職人の繊細な手仕事を感じる[久木原工務店]の家づくり。
めぐり合えたのは感性を分かち合える工務店
静かな住宅地にある、すっきりと上品な佇まいの家に暮らすのは、グラフィックデザイナーとして活躍するSさんの家族。外観はもちろん、玄関の向こうに広がる空間にも、デザインの仕事に携わるSさんのこだわりが見える。家づくりを手掛けたのは、自由で洗練されたオリジナル感たっぷりの注文住宅を、建築家や職人と一緒にカタチにする久木原工務店。
エッジの効いた家づくりができる工務店はないだろうかと調べていたところ、目に留まったのが[久木原工務店]のインスタだった。「家づくりへの熱を感じましたね。好みか否かに関わらず、どの家も作り手の信念がなければできないようなものづくり感が伝わってきました。ここなら僕らの想いをカタチにしてくれるのではと完成見学会に足を運んでみたんです」。人気エリアでの土地探しでは、秒差で購入できなかった苦い経験もあり、杉本さんの協力を得ながら現在の場所を購入。そこから、プランニングが本格的にスタートした。
建築士や職人と描くシームレスな家
[久木原工務店]では、建築士とタッグを組み、家主のこだわりにとことん寄り添うチーム作りを得意としている。Sさんが提案されたのは偶然にも、奥さまが以前から気になっていた建築士。「木の温もりを感じられる雰囲気がすごくよくて」と奥さま。その建築士に2人がオーダーしたのは、広く開放的なリビングのある家だ。「シームレス(空間のつなぎ目がない)感じがいいとか、軒がシャーっとなった感じがいいとか、ざっくりとした言葉で思いを伝えたら、理想通りのプランが出てきました」とSさん。さらに打ち合わせを重ね、夫婦のこだわりを反映したプランが完成。
「インスタなどの画像でイメージを共有することも多くありましたが、画像だけではわからないので実際にダイレクトメールを送って素材を尋ねるなど、一つ一つ確認しながら進めていました」と久木原工務店の営業担当は振り返る。インスタをヒントに取り寄せたのは、表面の0.1mmだけが無垢というパネル材。直線的な柾目にこだわった天井の素材選びでは、予算内でカタチにできるよう探し回り、ようやく見つけたという。話を聞けば聞くほど、あちらこちらに素材や工法のエピソードが散りばめられているのも面白い。
想像以上の心地よさにしあわせを感じる日々
リビングで存在感を放つピクチャーウインドウ。木漏れ日が降り注ぐ雰囲気も素敵だが、おろしたスクリーンにまるで影絵のように枝葉が映し出される様子も趣がある。また、ベンチ替わりになる階段に腰を下ろし、子どもたちが遊んでいる様子を眺めるのもしあわせなひと時だとSさん。
一方、奥さまのお気に入りは、ストレスフリーな家事動線もさることながら、玄関や階段の上にくり抜かれた窓。「建築士さんに北の空の方が鮮明でキレイなんですよと教えていただきました。家の中にいながら自然を感じられるところがいいですね」とにっこり。
「土地探しから家づくり、建てた後の相談まで、久木原工務店さんを頼りっぱなしですね。安心して暮らすために、ずっと伴走してもらっている感じです」とSさん。デザイナーと建築士、工務店の最強コラボから最高の住まいが完成した。
株式会社 久木原工務店
[所] 福岡市早良区小田部5-19-18-101
[☏] 092-851-2501
[HP] http://www.kukihara-k.com/
※この記事は「ふくおか・さが 家づくりの本No.54」より抜粋して記載しております。