【福岡の頼れるお医者さん2022】腰痛の原因や症状は十人十色　適切な治療で痛みを早めに取り除こう「さいた整形外科クリニック」

2022年03月01日 公開

｜それって本当に単なる腰痛？病気のサインや骨折かも！

重い物を持った時に腰に激痛が走る、腰がしくしくと痛む、お尻や足にも痛みやしびれがある。そんな経験のある方も多いのではないだろうか。腰痛に悩む人は日本に約三千万いると言われるほど、我々にとって身近な疾患だ。さらに一言で腰痛と言っても、さまざまな病気や症状に分類されると齊田先生は語る。「いわゆる『ぎっくり腰』と呼ばれる急性腰痛も多いですし、背骨の骨と骨の間にある椎間板が突出して神経に当たることで足の痛みやしびれを起こす『椎間板ヘルニア』も腰の病気の一種です。年配の方は『変形性腰椎症』といって、腰椎の椎間板、椎間関節などの退行性変化(加齢変化)によって腰痛をきたすこともあります。腰痛の原因は多岐に渡りますが、激しく身体を動かす仕事やスポーツをする人は比較的リスクが高い傾向があるようです。『椎間板ヘルニア』は遺伝的な要因が関係することもありますね」。

同クリニックではまず痛みの状況をヒアリングすることから診察を開始する。いつから痛みが出たのか、どこがどんな時にどんな風に痛むのか、他に症状がないかを詳しく問診し、レントゲンやＭＲＩ検査で骨や神経の様子を細かく調べていく。「人間の身体は骨と神経、筋肉で構成されていて、全ては繋がっています。足に痛みが出る場合でも腰に原因があるケースも多いんです。我々専門家は症状から痛みの原因を見極め、疑わしい箇所をレントゲンやＭＲＩで詳しく検査していきます。画像診断をしても原因が分からない腰痛もありますが、その場合も薬の処方やリハビリによって痛みを緩和する治療を提案していきます」。腰痛には時間と共に痛みがなくなるものもあるが、中には単なる腰痛だと思っていた症状が重大な病気のサインであったり、骨折していたりするケースも考えられる。痛みが続く場合やいつもと違う痛みを感じることがあれば自己判断はせず、整形外科を受診することが好ましい。

さいた整形外科クリニック
　院長　齊田 義和先生

大分医科大学医学部医学科卒業後、福岡市民病院整形外科、佐田病院整形外科などの勤務を経て2021年にさいた整形外科クリニックを開院。脊椎疾患を専門とする。

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