【福岡の頼れるお医者さん2022】見た目の問題だけでなく血液循環の異常につながる病気「薬院血管外科クリニック」
|血液循環の異常を把握するには血管外科での受診が必要です
『下肢静脈瘤』とは太ももやふくらはぎの血管がボコボコと膨らむ病気。聞き慣れない病名だが、実は日本人の10人に1人の割合で発症すると言われている。直接命に関わるような疾患ではないが、見た目が悪くなるだけではなく、足に血液が溜まってしまうことで足がだるくなったり、皮膚の色が黒ずんだり、放置していると潰瘍になったりしてしまう。目で確認できなくても、足がだるく疲れやすい、寝ている時に足がつるといった現象も『下肢静脈瘤』が原因の場合もある。薬や日常生活の改善では決して治ることがない病気で、根治するためには外科的な手術が必要になる場合が多い。
『薬院血管外科クリニック』は、『下肢静脈瘤』の日帰り手術専門外来として2014年に開設した。院長・和田至弘先生は、まずこの病気の根本について正しく知ることが必要だと言う。「血管には動脈と静脈があり、血液が心臓へ戻ることを『静脈還流』と言います。静脈の内側には静脈還流が逆流しないように『弁』があるのですが、この弁が壊れることで血液が逆流し、足に血液が溜まることが原因で『下肢静脈瘤』が発生します。つまり、病名にあるように瘤状に見える見た目の問題とは別に、第二の心臓と言われる足の血液循環がうまく行えていないことに注目するべきなのです。血液循環の異常を正確に把握するには血管外科を受診する必要があり、異常血流のある場所や範囲を正確に判断して治療を行わないと手術後に何度でも再発する場合も多く見られます」。
\信頼できる医師による正しい診断を、セカンドオピニオンの重要性/
『薬院血管外科クリニック』では、セカンドオピニオン目的で受診したいという患者さんも広く受け入れている。「原則として、下肢静脈瘤の手術を急いで決める必要はありません。『急いで手術をするように説明を受けたのですが…』と来院される患者様もいらっしゃいますが、診察してみると手術をする必要がない方も数多くいらっしゃいます。2019年に下肢静脈瘤治療のガイドラインが作成されており、当院ではガイドラインに沿って手術が必要かどうかを判断し、患者様のライフスタイルや足の状態に合わせたアドバイスをさせていただいています」。
血管外科医としての下肢静脈瘤手術実績は3000件以上で、大学病院や中核病院から日帰り手術を希望する患者さんの手術依頼も数多く受け入れている和田先生。下肢静脈瘤治療に携わる多くの血管外科の医師が希望する診療方法や手術手技の見学にも応えている。確かな経験と実績を持つ和田先生の意見をうかがうことは、より大きな安心につながる。
薬院血管外科クリニック
院長 和田 至弘先生
1996年福岡大学医学部卒、医学博士。久留米大学病院心臓血管外科等を経て、2014年5月に『薬院血管外科クリニック』を開院。2017年福岡大学臨床教授、2019年日本静脈学会評議員に就任。
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Hospital Data
薬院血管外科クリニック
[診療科目] 血管外科(下肢静脈瘤日帰り手術専門)
[住所] 福岡市中央区薬院33-5 オフィスニューガイアLAPIS薬院8階
[電話] 092-534-3001