【すてきなリノベのお宅訪問~マンション編】シンプルで飽きがこない 家はスタンダードが一番いい『ミセスリフォームスタイル』
すてきなリノベのお宅訪問
ミセスリフォームスタイル
福岡市西区[I邸]
シンプルなものを丁寧に
それがプレミアムな暮らしを生む
タイルを使ったり、壁の色を変えたり。そこに個性を表す家もあるが、Iさん夫妻は徹底して「シンプルでスタンダード」を追求することにした。
「大切にしたのは、お二人の要望をきれいに形にすること。たとえば、カーテンレールは見えないようにカーテンボックスで覆うとか、建具の高さはすべて揃えるとか。一見、気づかれないような箇所にもこだわることで、仕上がりに差がでるんです」と[ミセスリフォームスタイル]の井上さんはデザインのポイントを明かす。
職人の丁寧な仕事と、白とベージュで統一した視覚的ノイズの少なさ。それが、唯一のアクセント・L字の間接照明の存在感を際立たせていることに合点がいった。
キッチンは手元が見えないように腰壁の高さを調整。造作によりリビング側の収納と一体化させた。背面収納、パントリーもあり、食器や食品、キッチンツールの収容力も十分
背面収納のカウンターに連なるようにパソコン用のワークデスクも造作。子どもが小学生になったら学習スペースとして使う予定
「住み心地はとっても快適。リビングだけでなく、玄関も通路も広いので動きやすいし、視線が抜けるように設計されているので窮屈じゃないんです。ランドリーとキッチンが一直線に並んだ動線も便利。ご飯をつくりながら洗濯物を畳んで、と同時進行できるので家事がはかどります」と奥さまは笑顔を見せる。
さらにもう一つ、すべての窓を二重サッシにして断熱性を高めたことも快適さの向上につながっているという。「以前は同じマンションの別の部屋に賃貸で住んでいたので違いがわかります。エアコンの効きがよくなったし、切った後も暖かさが持続するし、すぐそばの線路の音も聞こえないほど静かです。窓枠も工夫されてすっきり見えるようになりました」。
デザイン、間取り、性能、各々のクオリティが上がれば、スタンダードは確実に「プレミアム」になる。
キッチンと洗面室を一直線上にレイアウト。「朝食の準備をしながら、身支度する子どもにも目をかけられるのも便利です」
空間はスタンダードにつくり、照明やグリーン、小物で控えめにアクセントをつけるのがIさん夫婦の好みのスタイル
------Company Profile-------------------------------
ミセスリフォームスタイル
[所]福岡市南区西長住2-1-63
[☏] 0120-553-414
[HP]https://mrs-reform.com
※この記事は「フクオカリノベno.8」より抜粋して記載しております