【野坂建設の展示場】（北九州市）性能とデザインを兼ね備えた唯一無二のヴィンテージハウス

2022年03月28日 公開

下二西モデルハウス

2021年11月、遠賀郡水巻町に誕生した[野坂建設]のモデルハウス。
「おしゃれで快適」という理想を叶えた住まいが完成

随所にヴィンテージを感じる味わい深いオシャレ空間

家に入ってまず目を引くのは吹き抜けのあるリビング。キャメルのソファとネイビーのアクセントクロスの組み合わせがオシャレで、デザイン性の高さが伺える。奥では間接照明が映えるグレーのクロスを備えたカウンターキッチンが存在感を放ち、空間全体がまるでオシャレなカフェやバーのよう。「この家のテーマは“ヴィンテージハウス”。リビングに置いたヴィンテージ調のソファがしっくり馴染む空間になるように細部にまでこだわりました」と語るのは内装を担当した大景さん。スイッチや手すり、天井のシーリングファンにはブラックを、クロスにはグレーやネイビーを…というように、シックなカラーを随所にちりばめてナチュラル過ぎない大人空間を演出したそう。

こちらのモデルハウスは1階にLDKと水回り、2階に子ども部屋と寝室、フリースペースという間取り。それぞれの空間に“+α”のスパイスを加えているのもこだわりだという。例えばリビングには“秘密の小部屋”なるスペースが設けられる。お子さんがここにこもって読書やお絵描きを楽しんでもらうことが狙い。2階に続く階段にはリビングから一部だけ見えるような空間を設けることで、親子のプライベートは守られつつも程よく家族の気配が感じられる。

パッシブデザインを採用し年中快適に過ごせる家に

見た目や使い勝手の良さはもちろん、性能にもこだわり抜くのが[野坂建設]のモットー。取材に訪れた12月、エアコン1台で家中がポカポカしていることに驚かされた。「気候や日照を考慮した。“パッシブデザイン”を取り入れて設計しました。ほんの一例ですが、リビングの南向きの窓は夏の強い日差しは避け、逆に冬の柔らかな太陽熱を取り込んで暖房のプラスになるように計算した“ひさし”を取り付けています。自然の力も借りながら快適に過ごせることがポイントです。断熱性と気密性に優れた断熱材を使用しているので、リビングの吹き抜けを活用して暖かな空気が家中を循環しているんですよ」と設計を担当した松山さんが教えてくれた。

“取り残されない家”をコンセプトに掲げ、時代に沿った要素を取り入れたこともこだわりだという。コロナ対策として玄関には手洗いと、上着やベビーカーを収納できるシューズクロークを用意。新しい生活様式にも対応した、ニューノーマルな住まいとなった。