【サン建築工房がつくった新築住宅】(北九州市)自然を近くに感じて暮らすオープンスタイルの住まい
北九州市在住 Sさんの住まい
景観を生かし、子どもたちとのびのび過ごせる木の家、
薪ストーブのある暮らしをリクエストしたSさんご夫婦。
日常が喜びや発見に満ちる、ご家族らしい住空間が誕生しました。
ライフスタイルに合う木の家づくりに導かれて
高台へ向かうにつれ、緑が深くなっていく丘陵地。見晴らしのよい場所に建つ2階建てのモダンな住宅がSさんご家族の住まいだ。目の前には遮るものがなく、稜線を描く皿倉山が見守っている。完成して2ヶ月ほどが経つS邸。玄関扉を開けて目に飛び込んでくるのは、広々とした土間と薪ストーブ、そして開放感のあるLDK。外と内が緩やかにつながるオープンな間取りが爽快で心地いい。Sさん家族は、2人の男の子がいる4人暮らし。次男の誕生を前に、本格的家づくりを思い立った。
「マンションが手狭になってきたのと、お互い実家は戸建てだったので、上階の足音が気になっていたんですね。それで、家を建てるなら戸建にしようとスムーズに決まりました」。景観の良さと将来的に共働きすることを思い、奥さまの実家の近くに理想の土地を見つけたご夫婦。住宅が密集しないことも条件だった。最初は、どんな家がいいか漠然と住宅展示場を見て回ったそうだが「見れば見るほど、似通った家ばかり悩んでいた時、私たちのライフスタイルや趣味に合うのは木の家かなという話に行き着いたんです。それで、サン建築工房さんへ伺ったら、思っていたような木の家で、じゃあ、お願いするしかないねって!」と弾む声で話してくれた。
新しい場所がいっぱいおうちでアウトドア気分
「スタッフの皆さんがすごく話しやすくて、私たちの好みを反映した家を叶えてくれそうだと直感した」と、ワクワクした気持ちで家づくりに取り掛かれたご夫婦。一番のリクエストは、薪ストーブのあるシンプル&オープンな住まい。薪ストーブのある住まいをSNSでリサーチし、担当者と相談しながら、「区切らずオープンに過ごせるほうが私たち家族らしいよね」と間取りを決めていったという。
「何よりもまず、皿倉山が見える自然の借景を生かしたかったんです。外へ出かけずとも、木の家の中で、薪ストーブの前に座って、火を眺めながら子どもたちとキャンプ気分が味わえるって最高じゃないかって思ったんですよ」と、ご主人は知人から薦められ、薪ストーブを導入した理由を笑顔で語る。軽いアレルギー持ちということもあり、外の空気を循環させながら過ごせるのも、「自然と近い、健やかな暮らしができそう」と嬉しく感じたのだとか。
次の要望は、壁付けのキッチンを採用し、広がりを優先したLDK。「ちょっと振り返れば子どもたちの様子が分かる距離なので安心ですし、家事にも集中できて、なかなか気に入っています」と奥さま。ふと目に入る薪ストーブとグリーンのある土間の風景、お子さんとつくる料理の時間がお気に入りだという。さらに、ご主人が欠かせなかったのが2階のバルコニー。「実は予算の都合で外した方がいいですよとアドバイスいただいたんですが、どうしてもほしくて」と苦笑い。眺めを楽しめるよう、腰壁は木製の縦格子にして、BBQをしたり、お茶を楽しんだり、おうちアウトドアの場として大活躍。「造ってよかった」と実感している。
本当の豊かさは、会話やコミュニケーションから
1階と同様に、2階もオープンスタイルを生かした広々空間。子ども部屋に予定している空間は、窓側の壁面に細長いカウンターを設置。ロフトには窓があり、おこもり部屋感覚で多機能に使える。「子どもが小さいうちは、家族のフリースペースとして使っています。今は、私たちの洋服をハンガーラックにオープンに並べて、洋服屋さんみたいに選んでいるんですよ。これが楽しくてラクなんです」。余分な洋服や物が増えず、整理整頓ができそう。
「家族でこうやって生活したい」という夢を叶えた今、「家づくりってパートナーとのめぐり逢いだなってつくづく思うんです。サン建築工房さんだから、私たちの想いを汲み取ってくださったんだなって」と振り返る。完成した住まいは、ご家族にとって、遊びや学びを通じ、心の豊かさや生きる力を育むインスピレーションの源になっていくのだろう。
株式会社 サン建築工房
[所] 福岡県北九州市小倉北区大手町3-1
[☏] 0120-362-732
[HP] https://www.sunken.co.jp/
※この記事は「ふくおか・さが 家づくりの本No.54」より抜粋して記載しております。