【福岡麺本2022 – vol.11】王道を進みつつ挑戦する 新しい豚骨ラーメン『いちむじん』
王道を進みつつ挑戦する
新しい豚骨ラーメン
高知県土佐出身の店主・和田一平さんは、四国で出会った豚骨ラーメンの味に感動して、本場である福岡で修業。2020年に『いちむじん』をスタートさせた。
和田さんが目指すのは王道でありながらも新しい一杯。『豚骨らぁめん』のスープは豚骨の部位ごとに丁寧な下処理をほどこしたり圧力鍋を使うことなどで、豚骨ならではのしっかりとした香りと旨みを持ちつつ、クセや脂っこさがない味わいを作り出している。
『豚骨らぁめん』680円
入魂のスープ、鮮度の高い麺、直前に炙る香ばしいチャーシュー…丁寧で細かな仕事がぎゅっと詰まった一杯だ
麺は、「麺そのものだけで考えるのではなく、麺とスープのバランスが大切です」と、日々最適な状態を追求する自家製の細麺だ。まろやかでクリーミーなスープがよくからみ小麦の風味が際立つ。
店名の由来は、土佐の方言で、一生懸命わき目も振らず行動することを意味する“一無尽(いちむじん)”から。「福岡では、やはり豚骨ラーメンが愛されていることを強く感じますね。福岡でやるからには、豚骨ラーメン好きの方を裏切らないようにやっていきたいと思います。すべての一杯を“いちむじん”で作っていきます!」
\目指す方向性は変わりませんが まだまだこれから!/
『ピリ辛豚骨まぜそば(ごはん付)』850円
豚骨スープをベースにしたピリ辛タレで、自家製太麺の風味が際立つ。残った具材はご飯と一緒に
[所]福岡市博多区榎田2-3-1
[☎]092-436-2350
[営]11:00~21:30(OS21:20)
水・日曜は11:00~15:00(OS14:50)
[休]なし
[HP]https://www.instagram.com/ramen_ichimujin/
※掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。
※お出かけの際は、新型コロナウィルス感染拡大防止に十分ご留意ください。