グレージュニュースvol.9 世界に届けたい季節の一皿「4月」
食する、よりも感じる、場所へ。
季節を取り入れた料理の数々。その一皿一皿の中にこの土地で育まれた力強さ、みずみずしさが宿っています。その一片を口にしながら、窓の外に目を向けた時、そこに広がる空の色、海の大きさが目の前の料理の存在感とともにより生き生きと心の中に記録されることを願っています。
神湊の「オテルグレージュ」、その館内のフレンチレストラン「ロルキデ・ブランシュ」では、料理、風景、音、サービスすべての要素において心地よいバランスを保ちながら特別なひとときをお届けしています。様々な感覚を呼び起こしながら心と体、全体で食を味わう愉しみをぜひ、体感してみてください。
「ロルキデ・ブランシュ」店内。ランチタイムには清々しい青い海が、ディナータイムにはドラマチックな夕景が迎えてくれる。写真のメインフロアほか、少人数で貸し切ることができる個室もあり。
福岡発、世界に届けたい季節の一皿「4月」。
一番の得意料理と言われれば…
「鳩です」と兵頭シェフ。この業界に足を踏み入れた時に初めて味わい、魅了されて以降、修業先のフランスでも日々鳩と向き合ってきたという。鳩はフランス国内でも随一と認められているブレス地方のものを使用。ローストの概念から逸脱する均一の火入れを施したムネ肉、中に雑穀を詰め、トマトとスパイスを合わせたそぼろをかけたモモ肉。そこには、想像を越えて行く食感・味わいが。
《シェフ》
海を望みながら、この土地ならではのフランス料理を堪能できるレストランで指揮を取るのは日・仏で修業した兵頭賢馬シェフ。今年、「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」が選ぶ、次世代を担う16人のシェフにも選出された。「ロルキデ・ブランシュ」、「オテル・グレージュ」総料理長であり、美しさや美味しさだけに留まらず、人間工学に基づきながら、空間や盛り付けを考察。ストレスのない食事のひとときの提供に務める。
詳しくはホームページにて。