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【福岡肉本2022】色とりどりの創作串。 素材同士が引き立て合うマリアージュを楽しんで!『串はいろ』

「今日は、このお店に入ろ!」。そんな風に気軽に来てもらえる親しみやすい店を目指して、『串はいろ』と名付けたという。

店内は木枠の窓ガラスがレトロなムードを醸し出し、角が丸みを帯びたL字カウンターはやさしい印象を与える。壁には四季の移ろいを店名と同じ読みの「葉色」で表現したペイントがアクセント。

空間を贅沢に使ったゆとりある店内はまるでカフェのようにおしゃれな造りだが、こちらでは本格的な焼鳥と創意工夫に満ちた創作串が味わえる。

 

名物の創作串は10種類ほどあり、季節ごとに旬の国産野菜を使用

季節ごとに内容が変わる創作串は250円~

手前左から『えのき+白ネギ』『牛さがり+オニオンソース』『炙りサーモンカルパッチョ』『アボカドトマトレタス巻き』『茄子+なめ茸』『炭火焼厚揚げ+春菊ソース』『海老+生姜』など。

店主の福澤亮輔さんは野菜コーディネーターの資格を生かし、素材の組み合わせや味付け、盛り付けなどに遊び心をプラス。見た目や味わいが単調にならないように、インパクトあるオリジナルの一串を生み出す。ただ串に刺して焼くのでなく、ほうれん草や春菊をペーストにしてソースにするなど、一本ごとに手間ひまをかける姿勢には感服するばかり。

次に訪れたとき、どんな創作串があるのか楽しみだ。

 

見た目が華やかな創作串に目が行きがちだが、定番の焼鳥も忘れてはならない。熊本から仕入れる九州産の若鶏を使用しており、鮮度抜群の朝引き鶏を厳選。

 

素材に炭の香りをまとわせるように、備長炭でじっくり焼き上げている。場所によって異なる焼き台の火力を見極め、絶妙な加減で火を入れて旨味を閉じ込めるのがポイント

 

丁寧に捌いた鶏肉は、焼き上がりをイメージして部位ごとに切り方や大きさを変えている。ふっくらジューシーに仕上がるように串打ちしているため、炭火で焼いたときに身が縮まないのだという。

 

(写真手前から)『鶏皮』(160円)、『やげん』(200円)、『ささみ(わさび)』(220円)、『鳥もも』(220円)

 

ほかの一品料理も手が込んでいるので、創作串や焼鳥と一緒にグラスを傾けたい。

 

焼鳥用のタレと自家製ポン酢で味付けした『炭火焼 豚足』(580円)

 

『鶏ユッケ 』(1100円)

 

『レバーパテ』(640円)

色とりどりの創作串と、本格派の焼鳥を楽しみたいときに訪れたい一軒だ。


この度、新しく創刊した『福岡肉本2022』
『福岡の肉の指南書』となる情報を多数掲載!

 

 

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【串はいろ】

[所] 福岡市早良区城西1-8-20
[TEL] 092-834-8431
[営] 17:30~OS23:00
[休] 日曜
[席] 17席
[P]なし
カード/可
[HP] https://www.kushihairo.com/
[instagram] @kushi_hairo

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