北九州で食べたい肉料理まとめ！４店舗紹介！

2022年10月28日 公開

福岡市内からでも足を運んで味わいたくなる肉料理が北九州にある！今回は、北九州に店を構えるお店を一挙に４店舗ご紹介します！

おいしさの秘密は雌牛へのこだわり

『肉処 天穂(てんすい)』

和牛卸問屋直営店ならではの安さと旨さ

北九州のブランド牛・小倉牛の取扱指定店の一つ『天穂』は、和牛専門の卸問屋直営の焼肉店。オーナー自ら産地に赴き厳選するのは、小倉牛をはじめとするＡ3〜Ａ5ランクの九州産黒毛和牛。その上質な肉が駅近で、しかも問屋ならではの価格で味わえるとあって、出張や観光のゲストも多い。

小倉牛とは生後８〜10ヶ月の仔牛を約20ヶ月かけて育て上げた黒毛和牛。そのなかでも厳しい品質検査で選ばれた牛だけに、最高級の証である小倉牛の称号が与えられる。1年間にわずか約60頭しか出荷されず、北九州市内でも指定店でしか味わえないプレミアム牛。天穂では、そんな貴重な牛の生産者を守るべく、自社農場を経営。そのため、幻とも言われる小倉牛を常時味わうことができるのだ。

仕入れの際にこだわるのは、上質な脂とキメ細やかな肉質で知られる未経産の雌牛を中心に扱うこと。やわらかく濃厚な味わいととろけるような甘み。それでいてさっぱりした後味が、他と一線を画す旨さだという。その希少な肉が入手できるのも卸売問屋直営店だからと言えよう。

天穂を訪れたらマストで食したい名物がある。それが、スライスした黒毛和牛のロースやサーロインを炙り、卵黄に絡めていただくオリジナルメニュー『焼きしゃぶ』。

東京や大阪などで行われる数々の「肉フェス」で人気をかっさらったその旨さは、まさに極上。唇で噛み切れるほどのやわらかお肉が口の中でとろける感動は、一度食べたら忘れられない。

その他のメニューも必見！

小倉牛の特選カルビ・特選ロース・中落ちカルビなど、その日のオススメ小倉牛の部位3種が堪能できる贅沢でお得なセット。サシ・うま味ともに最高級を誇る北九州名物をぜひ味わって。

九州特有の甘口醤油ベースの自家製ダレに漬けこまれた『小倉牛壺付けカルビ』は、上質な黒毛和牛は脂身までおいしいことが実感できる逸品。

ディナータイムは、天穂の2大人気メニューが堪能できる『小倉牛特選コース』（1名様7000円）がオススメ。

小倉牛を含む厳選和牛４品に、焼きしゃぶ・上タンなどがセットになった充実のコース。また、天穂名物が気軽に味わえる『焼きしゃぶ付き天穂ランチ』（1名様3500円）も焼きしゃぶと小倉牛の両方が味わえる贅沢な内容。

「お得においしい肉を食べて欲しいから、値上げをせずに頑張ります」と語る店長。その心意気、しかと受け止めよう！

戸畑で愛され続ける美味！

九州産黒毛和牛専門店『焼肉 晋州』 

A5・A4ランクの黒毛和牛を最高の状態で、価格はリーズナブルに！

小石原焼の重厚な器に盛り付けられる美しいサシが入った肉は、A5・A4ランクの九州産黒毛和牛。

『焼肉 晋州』の店主・水野龍吉さんが厳しい目で選び、それぞれの個性を見極めて最高の状態で食べていただけるように手切りしている。定番部位から希少部位まで、”その日に一番美味しいもの”を提供。初めてならば様々な部位を食べられる盛合せがおすすめだ。

黒毛和牛のモモ肉である、友三角・芯々・ランプ・イチボ・カメノコの五種盛り。脂が少なめの肉が好みの人におすすめ。

黒毛和牛の特上ロース・特上カルビ・ヒレの三種盛り。黒毛和牛のやわらかさ、脂の甘みと旨みを存分に楽しめる。

まずは塩やわさびで肉本来の味を堪能。

次に特製の醤油ダレや味噌ダレを合わせても美味。さらに味変を楽しみたい人は、塩昆布・ネギ塩などで4種の変化を楽しめる『薬味セット』を注文しよう。

その他、数量限定品も必見。

横隔膜の筋肉でホルモン系だが、赤身肉に似たやわらかさと脂とのバランスが抜群。やわらかくて芳醇、女性に大人気の一品！

黒毛和牛のタンの中でも特に上質な部分のみを提供。独特の食感と旨みを楽しめコスパ高し。

〆はごはん一粒一粒の食感を生かすため炊き方にまでこだわった『石焼ビビンバ』(880円)が人気！

全席掘りごたつ席でゆっくりと焼肉を楽しめる店内は20年を過ぎてもピカピカ。お店の隅々にまで心配りを感じる。

最高級の素材と技で肉好きも納得の味わいだが価格はお手頃。地元の常連客も多く週末は家族連れでにぎわうなど、20年以上に渡って戸畑で愛され続けている焼肉店だ。

七輪を囲んで焼けば誰も彼もみな笑顔

『七輪　まるやき』

『七輪　まるやき』という店名から分かる通り、この店の焼肉は七輪焼き。

七輪の炭火で焼く昔ながらのレトロなスタイルこそ、まさに「大衆焼肉」と呼ぶべき理想的な姿ではないだろうか。看板にも「大衆焼肉」と掲げられてはいるが、肉は九州産の和牛にこだわっており、上質な肉をできる限り価格を抑えて提供している。

高温で燃える炭火の遠赤外線効果によって、肉の表面は余分な脂を落としてこんがりとなり、中は旨味を逃すことなくジューシーに焼きあがる。香ばしい煙に肉が包まれることで、食欲をそそる香りとなるのも炭火焼ならではの楽しみ。

なかでも『本日の特選５種盛り』は、心ゆくまで肉のうまさを堪能できる希少部位で、ほとんどの客がオーダーするという。

ザブトン、三角バラ、ミスジ、イチボ、クリミなど、希少部位の盛り合わせ(焼き野菜付き)。このクオリティの肉がこの価格で食べられるとは驚きだ。

そのほか定番のカルビやハラミ、ロース、タン塩はもちろん、鶏・豚・魚介、ホルモン、野菜といった一品メニューも充実。ダイダイを使ったポン酢、リンゴ酢、門司の老舗「やまに醤油」、豆板醤、コチュジャンなど、12種類の材料を配合した自家製ダレが肉のうまさを引き出す。

「上質な肉をリーズナブルに食べられる店が門司にあることを知ってほしいですね」とオーナーの深堀一さん。

肉の状態を見極め、余分な筋や脂を取り除く。部位ごとに厚さや隠し包丁の入れ方を変え、食べやすいように手切りしている。

牛タンの中でもわずかしか取れない、根元のやわらかい部分を使用している。

ハラミステーキ、豚バラ、上カルビ、ロース、ウインナーと焼き野菜。何を食べようか迷ったら頼んでおきたい。

爽やかな風味のレモンビール、生ビール、ハイボールは418円とドリンクも安い。

奥行きがある店内には、家族で利用しやすい座敷もある。子ども用のイスや食器も用意しており、おむつ交換シートも設置しているので赤ちゃんがいても安心。

肩肘張らずに楽しめる気取らない雰囲気が居心地よく、会社帰りの人や地域の家族連れ、ママ友、サークル仲間など、幅広い客層でいつもにぎわっている。

予約必須の人気店で厳選和牛の希少部位をワインと共に味わうひととき

『肉のながおか』

その確かな目利き力で厳選された上質な肉を提供する肉のプロフェッショナル・石田博和さんが切り盛りする、厳選黒毛和牛とワインが評判の店『肉のながおか』。

北九州はもちろん、遠方からも訪れる客が絶えない理由は、東京や福岡市に比べて上質な肉が安く味わえること。なかでも、その日一番状態のいいオススメの和牛や旬の食材を使用した『おまかせコース』（ランチ5500円〜・ディナー1万1000円〜※要予約）は、多くの肉通が唸る充実のコース。

佐賀牛や宮崎牛、但馬牛などの枝肉を一頭買いし、その希少な部位の数々を、肉の個性に合わせて調理。熟成肉や炭火焼き、グリルや低温調理などで丁寧に仕込まれた、刺身やフリット、ローストビーフやステーキ、煮込み料理などなど…！ 和牛のおいしさを多彩なメニューで堪能することができる。

厳選和牛を２カ月熟成させ真空低温調理でじっくり火を入れたローストビーフ。驚異の厚みとやわらかさ、そしてしっとりした口当たりは格別。頬張るほどに滲み出る、肉のうま味と甘みを堪能できる。

そのほか、黒毛和牛の多彩な味わいを知り尽くした店主が生み出す繊細で豪快な肉料理の数々も楽しめる。

規格基準をクリアした店でだけ味わうことのできる牛肉の刺身。『ながおか』では、ハラミ、サガリ、熟成タンの中からその日のオススメを提供。本わさび醤油や岩塩が、肉本来の甘みを引き出してくれる。

希少部位のブーメランと黒酢を使ったシャリが融合したにぎりは、コースにも含まれる名物の一つ。雲丹やアンチョビ等のトッピングも楽しく、トロける味わいは天に昇るが如し。

ランプやヒレ、内ももや外ももなど、あっさりした脂と濃厚な肉らしさが同居する和牛の赤身を使用したステーキ。レアな状態で提供されるためとても柔らかく、年配の方もペロリと平らげるのだとか。

肉の味を引き立てるソースやドレッシングは全て自家製。 店内のワインセラーにはシーズンごとに入れ変わる、こだわりのワインもズラリ。肉とワインのペアリングも楽しい！さらに、フレッシュフルーツを使用したカクテルやサワー、ウイスキーやイタリアビールなど、アルコールメニューの充実も◎。また、記念日やお家時間には『ながおかの肉ギフト』がおすすめ。『和牛ローストビーフ500g』（サーロイン9500円/もも6800円）は、自家製ソース付、3～4名分。ご予約はお電話にて。

路地裏に佇むレンガ調の洒落た店舗。落ち着きのある雰囲気の店内は、記念日やデートなど、特別な日にも喜ばれること間違いなし。オープンキッチンの臨場感が楽しめるカウンター席と、ゆったり過ごせるテーブル席があり、用途によって使い分けが可能。

我こそはという肉好きの方に訪れて欲しい、とっておきの一軒だ。