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【朝倉市】アートと過ごす時間を楽しむ古民家ギャラリー+カフェ『gallery cobaco』

【朝倉市ってどんなところ??】

福岡市の南東部に位置し、福岡市内から車で一時間圏内にありながら、豊かな自然に恵まれ、フルーツの里として有名です。観光スポットとしては筑前の小京都「秋月」が人気。その他にも沢山の特産品、工芸品、歴史、文化などがあり、貴重な歴史的建造物も数多く、何度でも訪れたくなる魅力が盛りだくさんの地区です。

 

 

朝倉市牛鶴の国道沿い。瓦ぶきの白壁の前に立つcobacoと書かれた看板が見えたら、そこが『gallery cobaco(ギャラリー コバコ)』の入り口だ。

 

門扉を通り抜け、右手に広がるスペースが駐車場。

 

 

 

車を降りて入り口までの道沿いには、チラホラと不思議なものが現れる。

すでにcobacoワールドが始まっているのだ。

 

 

大きな2階建ての古民家の前にはスタイリッシュなガラス張りの小部屋。少し不思議な光景だが違和感はない。むしろこれから触れる空間への期待が膨らむ。

 

 

 

オーナーの秋重 久美子さんが夫の生家を改装し、ギャラリー+カフェとしてオープンさせたのは5年前。

朝倉市にカルチャーを感じられる場所が少ないことをさみしく感じていた秋重さんが、自分がそういった場所を提供していけばいい!と閃いたことがはじまりだ。

 

gallery cobaco オーナー 秋重 久美子さん

 

こうと決めたら行動の人。大好きなアートだけでなく、自分が気になったものを共有する場として『gallery cobaco』をスタートさせた。

 

 

gallery cobacoには4つの顔がある。アートギャラリー、ショップ、カフェ、そしてイベントスペースだ。

 

 

美術教員であった秋重さんがキャッチアップした様々なアートの展示は、空間と作品の相性により選抜される。

 

 

 

ガラス張りのギャラリーのほかに、もともと納屋だったところを利用した展示スペースもある。この日は残念ながら入れ替え中でからっぽだったが、なんとも雰囲気の良いスペースだ。

 

 

ショップは、ギャラリーの世界観に合わせて品揃えや陳列を変える。

 

 

普段使いができる1点ものが多いのは、日常の中でアートを感じてほしいからだ。

 

秋重さんが見せてくれた筑後川の鵜をモチーフにした食器

 

カフェは、アートに気軽に触れるきっかけをたくさんの人にもってもらいたいという想いから始めた。

 

 

老舗の和菓子店から取り寄せる小豆を使ったぜんざいは上品な甘さで、冬場の人気メニューだ。

 

 

イベントは、異なるジャンルの人たちの新たな出会いの場として大切にしている。

 

 

 

それらがぐねぐねとうねりながら、一本の道のようにつながっているのがcobacoワールドだ。

 

 

「はじまりに明確なビジョンがあったわけでなく、その時の想いの赴くままに今のカタチになったのがgallery cobacoです。これからも予測できないことを楽しめる場所でありたいですね。」と秋重さん。

 

 

今ではcobacoを飛び出し、朝倉市内(旧朝倉幼稚園と朝倉市役所)を会場としたアートプロジェクトも手掛けている。

朝倉の知られざる魅力を発信するフリーペーパーも有志とともに発行している。

 

 

これからも広がり続ける秋重ワールド。

まずはアートを眺めながら、一杯のコーヒーをゆっくりいただいてみることからおススメしたい。

 

 

 

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『gallery cobaco』

住所:朝倉市牛鶴109
電話番号:0946-22-3490
営業時間:11:00~17:00
定休日:火曜、水曜、木曜
駐車場:あり
カード可 Paypay可

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