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【GOTO ASOBI】(小値賀町編)~古民家ステイ 親家②~島の“おかあさん”とつくる「島ごはん作り体験」

\小値賀島ってどんなところ?/
長崎県の五島列北端に位置する小値賀は、
佐世保からフェリーでおよそ3時間の船旅で到着する、
人口2300人ほどの小さな島です。
太古昔、海底火山熔岩によって造り出されたその雄大で美しい独特景観や
海岸美から、島全体が西海国立公園に指定されています。

 

今回ご紹介するのは『島ごはん作り体験』です。

 


あたたかい笑顔と素朴なご馳走は忘れられない旅の思い出に!

古民家ステイでの夕食は、島の“おかあさん”が宿泊先の古民家に来てくれて、一緒に「島ごはん」をつくるオプションアクティビティ「島ごはん作り体験」にチャレンジ。小値賀で採れた旬の野菜や魚を中心とした家庭料理を、島の話を聞きながら、わいわいつくっていきます。

 

この日の献立のメインは、小値賀でお祝いの際に食べられる郷土料理「押し寿司」。押し寿司自体は、どの地方にもある料理ですが、小値賀の押し寿司が他と違うのは、具材に「かつおの生節」を使うところ。

 

コチラの生節は、五島近海で獲れた天然の「はがつお」を使い、昔ながらの製法でつくる島の特産品。椿や桜の木でじっくりと3時間以上かけて燻されていているそうで、香ばしい香りが食欲をそそります。

酢飯と酢飯の間にほぐした「かつおの生節」をサンドし、上から蓋をしてしっかり“押して”いきます。「ほら、こうするのよ」とおかあさんが手伝ってくれました。

 

次につくるのは、茶碗蒸し。卵を溶いてダシと合わせるだけ。

 

カップに具材を入れ、卵液を注いでいきます。

 

「島ごはん作り体験」では、押し寿司をメインに、他のメニューは季節ごとに手に入る素材で変わります。材料はすべておかあさんたちが準備してくれて楽ちん。調理法もやさしく教えてくれるので、料理に慣れてない人でも安心です。調理器具や器は古民家に備え付けのもの。エプロンも貸してもらえます。

 

釣ってきた小アジもこの通り。釣り体験で教わった通り、素揚げにしていただきます。カラッと揚がった小アジは、骨まで食べられるから栄養満点。

 

型から出した「押し寿司」の上に、桜でんぶと錦糸卵、山椒の葉をのせたらできあがり!

 

完成した「押し寿司」を前に、おかあさんと記念の1枚。福岡にお子さんがいるというおかあさん。初対面とは思えない、親しみやすさで接してくださって、本当に楽しい時間が過ごせました。

 

この日の献立は、押し寿司、小アジの素揚げ、きんぴらごぼう、魚のホイル焼き、茶碗蒸しなど、豪華メニュー。約1時間半の間に、これだけの料理ができるなんて驚きです。

 

せっかくなのでおかあさんも一緒に…といきたいところですが、おかあさんとは、ここでお別れ。名残惜しいですが、料理が終わったらお帰りになりました。その後は、取材班だけで、旅の思い出を語り合いながら「島ごはん」に舌鼓。

 

おかあさんのあたたかい笑顔と、素朴な島の家庭料理は、旅の思い出になること間違いなし。島の家庭料理や島の暮らしが気になる方、島の人々との交流したい方におすすめです。「島ごはん作り体験」は、古民家ステイに宿泊のゲストのみが対象のアクティビティ。連泊の方はお昼ごはんに体験することもできるそうなので、宿泊予約の際にぜひお問い合わせを!

 

 


■DATA
島ごはん作り体験
○最小催行人数 2 名
○1 名 4,000 円(税抜)
○実施時間 昼:10:00~11:30、夜:16:30~18:00
○昼は連泊のゲストのみ、夜は 16:00 までにチェックインしたゲストのみ(応相談)
[問] NPO法人おぢかアイランドツーリズム協会
[所] 長崎県北松浦郡小値賀町野崎郷
[電] 0959-56-2646(NPO法人おぢかアイランドツーリズム協会)
[HP] https://ojikajima.jp/nozaki

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