【GOTO ASOBI】(小値賀町編) ~初めての釣り体験~手ぶらで体験できる小値賀島のおすすめアクティビティ
佐世保からフェリーでおよそ3時間の船旅で到着する、
人口2300人ほどの小さな島です。
太古昔、海底火山熔岩によって造り出されたその雄大で美しい独特景観や
海岸美から、島全体が西海国立公園に指定されています。
今回ご紹介するのは『初めての釣り体験』です。
釣り好きのインストラクターさんに教わる初めてのサビキ釣り
遠浅の海と島々に囲まれた小値賀島は、島の間を流れる速潮にもまれた上質な魚がとれる釣りのメッカ。ブリやヒラス、イサキ等の一本釣りを目的に、訪れる人も多いところです。小値賀島に暮らす人々にとっては、魚釣りは日常的なもの。
朝夕の食卓を飾る食材を求めて、港近くの波止場に、釣りを楽しむ人々が集まります。
そんな釣り好きの島人から魚釣りを教わることができるのが「釣り体験」。今回は笛吹港で初心者でも気軽に挑戦できる“サビキ”を使って、アジなどの小魚釣りに挑戦しました!釣り竿などの道具はすべて、インストラクターの方が用意してくれるので手ぶらでOK。竿の握り方などを教わり、いざ釣り体験スタート。
サビキとは、エサに似せた小さな疑似針を連ねた仕掛けのこと。仕掛けの上や下に寄せエサのアミを入れるカゴを取り付け、中のアミを拡散することで、小魚の群れが集まり、サビキに食いつくのを狙う釣りの手法です。
まずはアミを入れたカゴを、振り子の原理を利用し、できるだけ遠くにポーンと投げ入れます。カゴが海の深い位置に着いたら、2~3 回竿をクイックイッと持ち上げ、カゴの中のエサを海中に拡散。そうして、魚が食いついてくるのをじっと待つのです。
この日はとても風が強くいわゆる「シケ」と言われる日。釣果はあまり期待できないのかなと思っていたら、竿を投げ入れて1分も待たないうちに、ピクピクっとアタリの感触が。急いで竿を引き上げるとナント!さっそくベラが 1 匹釣れました。
釣れたというだけで大喜びの取材班。しかしベラは食べてもおいしくないということで、リリース。気を取り直して再び竿を投げ入れると、今度はアジをゲット!サイズこそ小さいものの「素揚げにして食べたらいいよ」と言われ、宿に持って帰ることに。
その後も、次々にアタリが来るので、大喜びの取材班。結局体験時間のギリギリまで釣り続け、1時間半で20匹以上の小アジをゲットしました。
通常、釣った魚はリリースするとのことですが、宿で調理をしてもらえる場合や、自炊をする場合は持ち帰りもOK。この日は、釣りの後、宿泊先の古民家に戻って、料理づくり体験の取材を行う予定になっていたので、その場で処理をしてもらい、持ち帰ることに。手慣れた様子で処理してくれる、島のインストラクターさん、かっこいい!
このように小値賀島では、どの波止場でも釣りが楽しめます。初心者でも思わずハマる釣りの面白さ、ぜひ体験してみてくださいね。
■DATA
初めての釣り体験
○最小催行人数 2 名
○1 名 2,500 円(税抜)道具・えさ代込
○場所 小値賀笛吹港ターミナル周辺
○小学生以上対象※応相談
○所要時間約 1.5 時間(17:00~18:30 頃)
※季節や潮の状況で時間帯は変動あり
[問] NPO 法人おぢかアイランドツーリズム協会
[所] 長崎県北松浦郡小値賀町野崎郷
[電] 0959-56-2646(NPO 法人おぢかアイランドツーリズム協会)
[HP] https://ojikajima.jp/nozaki