【美味本 Oishinbon 2023】お一人さまも団体も、楽しみ広がる粋な店|飯家 くーた
| 中央区西中洲 | 和食+肉、創作料理 |
飯家 くーた
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旨いものは何でもござれ
存在感を放つ大人の美食処
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柳橋や長浜の市場から毎日仕入れる魚介類。旬の魚で組み立てる刺盛(1人前3000円 ※写真は2人前)はマストオーダー。仕入れによって変わる。寿司や馬刺など、メニューの豊富さは魅力
料理人の技を楽しめる逸品。
大人の街・西中洲に大楠から店を移して15年、銀座にも出店するなど人気の広がりとともに西中洲で店舗を拡大している高級割烹。西中洲の老舗フランス料理店が店を畳むとき、旧知の中だったオーナー・坪久田幸治さんにぜひにと声がかかり、1階と地下1階に個室を10室も擁する広々とした『くーた』の西中洲本店に変身した。以前の本店は『かどのくーた』へ、また、『くーた』の名物料理と熟成焼肉を両方楽しめる『くーたとやきにく』が、西中洲の街に溶け込むように点在する。
かつてこの場所で50年近く続いた店の優美な螺旋階段はそのままに、地下に下りれば、落ち着く和の空間。福岡の伝統工芸である組子のパーテーションが美しいテーブル席とカウンターが広がる。個室は人数によって可動式の壁で仕切られ、それぞれ意匠が違う面白さも。
県外客がおよそ望むものはすべて揃い、地元客も頼みたくなる魅力的なメニューは、酒の肴からデザートまで幅広い。新鮮なキンメをさっとダシにくぐらせる『金目鯛のしゃぶしゃぶ』は、料理人の技を楽しめる逸品だ。自家製の『あらのジャーキー』や18カ月熟成のハモンセラーノ(2000円)まで楽しめるとは、懐の深さに驚くばかり。「和食、寿司、中華にフランス料理、パティシエまで、幅広い料理人が揃っているのが特徴です」と、本店店長でソムリエの大力真央さん。
全国各地から訪れるさまざまな客の望みを叶えるために、各ジャンルの専門家を揃えて「おもてなし」してきた長年の経験が頼もしい。アルコールの種類も豊富で、ビールや日本酒のみならず、ウイスキーやワインなど、洋酒も腰を据えて楽しみたい。
SHOP INFORMATION ーーーーーーーーーーーー
飯家 くーた 福岡西中洲本店
はんや
[所]福岡市中央区西中洲5-15
[☎]092-739-0102
[営]17:30〜OS翌1:00
[休]不定
[HP]http://www.ku-ta.net
※掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。
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