【大牟田市】有明海沿岸の旨い酒とあてを角打ちで楽しむひととき『永野酒店』
【大牟田市ってどんなところ??】
福岡県の南部、九州のほぼ中央に位置する大牟田市。 鉄道や幹線道路、港などの公共交通アクセスも充実しており、九州一円どこへ行くにも便利なまちです。 海あり山ありの豊かな自然、田舎すぎず、都会すぎない暮らしやすい生活環境が整っており、近隣には温泉地も多数点在しています。世界文化遺産「三池炭鉱関連資産」も人気の観光スポットです。
1960年創業の老舗酒屋『永野酒店』は、4代目代表である永野哲志さんの手により大きな改革が進んでいる。もとは町の酒屋として業務用卸とディスカウントストアという形態であったが、コロナ禍で事業が停滞。この機をチャンスととらえた永野社長は、前々からあたためていたアイデアの実現に向けて大きく舵を切った。それは「地元の酒屋」から「地元の酒文化」をトータル的に発信する場所としてのリブランドだ。
現在の永野酒店は大きく3つのコンセプトで展開している。1つめは有明海沿岸の酒蔵とコラボした酒のオリジナルブランド『永野酒考』。2つめは有明海沿岸の食品メーカーとコラボしたアテを作る『あてごう』。3つめはそれらを提供する酒屋と角打ちの『永野酒店』だ。すべて地元である有明化沿岸由来にこだわっている。
オリジナル日本酒「駒吉」は、永野酒考ブランドを代表するシリーズ。現在は純米、特別純米、吟醸の3種がありすべて酒蔵が違う。駒吉は大牟田の偉人である團 琢磨氏の幼名で、玄孫の方に許可を取って使用しているそうだ。
大牟田産「上内みかん」や「有明海苔」を漬け込んだオリジナルジン『GINNY(ジニー)』も香り豊かで甘みがあり人気が高い。
あてごうは海茸のバジル粕漬けなど4種揃った瓶のものと、牛すじの赤ワイン煮込みと豚軟骨の赤ワインシチューのレトルトのものを展開中だ。高菜、貝柱、海茸などの地の食材とオリーブオイルやバジルなどを組み合わせ、日本酒・ワインとどの酒に「あてごう」てもハマるよう開発した。
永野酒店を切り盛りするのは店長の西口 未緒さん。出身は仙台だが様々な縁がつながり大牟田の老舗酒屋の店長に。酒屋に角打ちに育児と、忙しい日々を楽しんでいる。
スタンディング形式の角打ちでは、駒吉をはじめとした日本酒と世界のクラフトビールが手軽に飲め、あてごうをアレンジしたつまみ料理も楽しめる。店長おすすめの角打ちメニューは『高菜onマカロニ』。トマトソースのマカロニと洋風高菜が相性ばっちりの腹持ちの良い一品だ。
永野酒店はイベントによる街の活性化にも数年前から挑んでいる。スパークリングな飲み物や音楽を楽しめる『泡フェス』は、GW翌週末の人影まばらな繁華街を盛り上げるために自社の立体駐車場の屋上でスタートした。
フェスといっても若者だけでなく、じいちゃんばあちゃん子どもまで楽しめる自由さ。回を重ねるごとに出店希望者も来場者も増えているそうだ。コロナ禍でしばらく中止、縮小していたが今年は完全復活を目指している。
「大牟田の魅力のひとつは市内と市外へのアクセスのよさ。コンパクトシティとしての大牟田の楽しみ方をもっと発信していきたいですね。」と永野社長。これからも地元でのコラボを積極的に展開したいという。次なる仕掛けが楽しみだ。
お待ちしています!!
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永野酒店
所:大牟田市正山町120-1
電話:0944-59-6111
営業時間:11:00~21:00(金・土曜~22:00)
休:不定
P:あり
支払い:カード/可、PayPay可