【ライブレポート】日本最大級の屋内音楽フェス『FUKUOKA MUSIC FES. 2023』@PayPayドーム
▶⑤クリープハイプ
これまでの鮮やかなステージとは打って変わって、〈ナイトオンザプラネット〉〈キケンナアソビ〉と独自の世界観を見せつけたクリープハイプ。
一時的な声出しはOKということで、「ここだけは一緒に声出してください」と始まったのは〈HE IS MINE〉。尾崎(Vo.)の「今度会ったら」の掛け声に「セックスしよう」と観客のレスポンスがハマった。
「またこのフェスに出たいです!」と締めくくり、最後に〈栞〉を披露。多くの観客が独特な空気感を纏う彼らに釘付けだった。
◣SET LIST◥
1.ナイトオンザプラネット
2.キケンナアソビ
3.HE IS MINE
4.二十九、三十
5.イト
6.栞
▶⑥04 Limited Sazabys
「寒っ…。」「俺だけじゃね?短パンなの…。」というメンバーたちの会話に会場の空気が和む。リハーサルからノリノリなフォーリミだったが、音響の調整を指示した最後にGEN(Vo.)が「会場の温度あげてください」というと、思わず拍手が巻き起こった。
〈midnight cluising〉〈Kitchen〉と疾走感あふれる曲から始まり、〈swim〉では「泳いで」の歌詞に合わせてファンたちも泳ぐ。
MCでは、今フェスの注目アーティストにINIをあげ、GENは「INIには友達がいて、オフステージの彼しかみたことないから楽しみだね」と話し、INIファンまでも湧かせた。
「コロナ禍になって、音楽は不要不急と呼ばれるようになった。それでも、音楽は誰かにとっての特別だし、僕らにとってはライフワーク。立ち止まらず進み続けましょう」と、〈Keep going〉へ。続く〈Squall〉で終了かと思わせると、「まだ時間残っているので」と〈Remember〉を急遽披露し、最後まで観客を楽しませるサービス精神の神髄をみた。
◣SET LIST◥
1.midnight cruising
2.Kitchen
3.swim
4.Every
5.monolith
6.fiction
7.Finder
8.Keep going
9.Squall
10.Remember
▶⑦INI
ステージが始まる頃には、会場内がメンバーカラーのペンライトでカラフルに色づいていた。黄色い歓声とともに登場した彼らは、〈SPACTRA〉〈BAD BOYZ〉と一糸乱れぬパフォーマンスを続けて披露。
MCになると、お馴染みの挨拶「Log in to us!」からそれぞれの自己紹介に。福岡出身の池﨑理人の番になると、「おかえり」と言わんばかりの拍手が沸き起こった。
5曲目の『Do What You Like』では、ここまで見せてきたカッコいい彼らとはまた違う、可愛らしい一面をみせ、6曲目に、1/30配信の〈New Day〉を一足先に披露。
そして、ステージの最後は、楽曲を提供したWANIMAとともに〈HERO〉で締めくくった。KENTA(Vo.&Gt.)が「11人とも素直でめっちゃいいい子たち!これから日本のトップアイドルになるから!」と、INIだけでなく、バンドのファンたちも巻き込んで盛り上げた。
photo : AZUSA TAKADA
◣SET LIST◥
1.SPECTRA
2.BAD BOYZ
3.Dramatic
4.CALL 119
5.Do What You Like
6.New Day
7.HERO
▶⑧マカロニえんぴつ
お馴染みの登場SE・The Beatlesの「Hey Bulldog」に乗せ、タオルを掲げながら登場したマカロニえんぴつ。
〈レモンパイ〉〈洗濯機と君とラヂオ〉〈たましいの居場所〉を3曲連続で披露。
はっとり(Vo.&Gt.)の「自分で気腹くくって好きな人の側にいたいと強く願う。その体力だけはなくさないように。強くある必要はない、弱くあれとも言わない。ただ、あなたの覚悟が必要」という熱いMCに続き、ラストは〈なんでもないよ、〉を歌い上げた。
◣SET LIST◥
1.レモンパイ
2.洗濯機と君とラヂオ
3.たましいの居場所
4.リンジュー・ラヴ
5.恋人ごっこ
6.星が泳ぐ
7.なんでもないよ、
FUKUOKA MUSIC FES. 2023
2023.1.28[SAT] @福岡PayPayドーム