【美味本 Oishinbon 2023】スープで始まり、スープで終わる伝統の味。| 新三浦
博多本店
| 博多区石城町 | 水炊き |
新三浦 博多本店
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5代にわたって受け継がれてきた
白濁スープの「水だき」
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じっくりと炊きあげた鶏肉は、ほろほろと身がほどけるようなやわらかさ
心づくしの料理とサービスが
博多流のおもてなし
味わいのよさはもちろん、歴史や食文化を堪能することもおもてなしの場には重要だ。1910(明治43)年創業の『新三浦』は、博多の郷土料理である水炊きの味を守り続けている。スープは水と鶏ガラだけで12時間炊いた濃厚な白濁スープと、当日に鶏肉を炊いたフレッシュで透明なスープをブレンド。2種類の旨味を重ねたスープが白濁していることから、同店では「水だき」と呼ぶ。鶏肉は九州産で、生後2カ月以内の雄の若鶏を使用する。モモ肉はやわらかくて味が濃く、大分産の無農薬カボスで作るまろやかなポン酢との相性もいい。
食事の際は昔から仲居さんが取り分けて給仕してくれるが、コロナ禍においては鍋にお客の箸が入ることがないニューノーマルなスタイルとして再評価されている。どんなに時代が変わっても、伝統やおもてなしの心は変わらない。
SHOP INFORMATION ーーーーーーーーーーーー
新三浦 博多本店
[所]福岡市博多区石城町21-12
[☎]092-291-0821
[営]12:00~15:00(最終入店14:00)/18:00~22:00(最終入店20:00)
[休]日曜
[HP]http://www.shinmiura-honten.com
※サービス料10%
※掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。
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