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【インタビュー】Fuku Spo – 福岡ソフトバンクホークス/嶺井博希

嶺井博希(Minei Hiroki・背番号12) 

常勝軍団で挑戦したい!

沖縄出身の31歳捕手が

決意のホークス入り

DeNAからF A移籍した嶺井博希が、宮崎キャンプからチームに合流。

元気な姿で、積極的に投手の球を受けている。

「まずはチームになれたい」と謙虚に語る31歳に、

移籍を決断した理由やホークス1年目の意気込みを聞いた。


投手との対話を重視して個々の良さを引き出したい

 

DeNAから移籍してきた嶺井です。沖縄で育ち、昔から、九州・沖縄は一括りという感覚があったので、地元の球団に入ったような喜びがあります。同時に、沖縄出身と知って身近に感じてくださるホークスファンの方も多く、受け入れてもらえていることもすごく嬉しいです。

 

自主トレは今年も松田宣浩さん率いる「熱男塾」に参加しました。4年連続の参加でしたが、今年以上に厳しいトレーニングもなかったので、テーマにしていた体力強化は十分にできたと思います。松田さんとはまた対戦できるチャンスがあると思うので、成長した姿を見せたいですね。

 

宮崎キャンプは、A組でスタートすることができました。まだ数週間しか一緒に過ごしていませんが、ホークスの選手は元気があって、チームも明るいですね。今は1日も早くチームに慣れることに必死で、自分のことばかりになりがちですが、投手の特徴を把握するためにも、多くの球を受けたいと思っています。ブルペンで見た限りでは、ほとんどの投手が、強いボールを投げるなという印象です。まだ、投手のことを何も知らないので、理想のピッチングを聞いたり、自分の感じたことを伝えたりしながら、コミュニケーションを深めていけたら。人見知りなんですけど、各投手の特徴をしっかり把握して、その良さを引き出してあげることが捕手の1番の仕事だと思っているので、それに全力で徹していきたいと思います。

 

 

日本一に貢献し知名度もアップへ

 

F A権を行使した1番の理由は、強いホークスというチームに声をかけていただいたことで、挑戦したいという気持ちが大きくなったからです。対戦相手としてみていたホークスは、雰囲気から強さ、オーラがありました。実際にチームの一員となって中に入ってみても「絶対に日本一なるんだ」という士気を感じます。そんなチームの一員になったんだから、当然日本一のために働きます。個人の目標は…ありません!!

 

ホークスには優れた捕手が何人もいるのは承知しています。だからこそ、求められること、出場の機会は、チームの状況や立場によって変わるものだと思っています。どんな場面にも対応し、いつでも結果を残せる選手は、それだけの知識と技術があるものです。捕手の中では自分が最年長ですので、歳を追って経験を積んだことで、より進化したなと思ってもらえるように努力していきます。

 

前のチームでは、しゃがれ声が犬の鳴き声に似ていることから「バウ」って呼ばれていたんですが、ホークスでの愛称は募集中です。ちなみに、マッキー(牧原大成)が「ひろみねさん」、リチャードが「ミートボール」と案を出しています。でも、皆さんには名前を覚えてもらえるだけで十分です!名前を知ってもらうためにも、1試合でも多く試合に出て、勝利に貢献したいと思います。これからよろしくお願いします。

 

プライベートに迫るQ&A

Q.福岡といえば…何?

A.あまり来たことがなかったので、イメージが湧かないんです。ごめんなさい!ひとまず美味しいご飯屋さんを知りたいです。あとは、とんこつラーメン以外の福岡グルメも教えてほしいです。

 

Q.リラックス方法は?

A.寝ることです。寝るのが好きなので、オフも時間が許す限り寝ていますし、試合後も早く寝ることしか考えていません。あとは時々、野球に関係ない本を読みます。

〈PROFILE〉

嶺井博希

捕手 右投げ/右打ち 

背番号 12

生年月日 1991年6月4日

身長 175㎝  体重 85kg

出身地 沖縄県

2013年ドラフト3位で横浜DeNAベイスターズに入団。2022年シーズンは主戦捕手として自己最多の93試合に出場。打率.205、5本塁打、30打点と勝負強さを発揮した。通算出場試合数は472。オフにF A権を行使し、ホークスへ移籍。

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