2023ラーメン新時代『中華そば栄 さかえ』
和食の達人が麺道を探求し、新展開!
魚介×鶏&豚の旨味をスープと麺の小宇宙
福岡の人気店で料理人としてのスタートを切った太田栄次さん。
オーナー同士が知り合いの関係で、予約が取れない人気店を展開する会社の新店舗立ち上げに関わるなど、その後5年間の東京でも料理人として経験を積む。
´14年に地元・福岡でオーブンしたのは、和洋の美味しいものを揃えた「食堂えぶりお」だ。果実酒や漬物などあらゆるものを手づくりし、溢れ出すサービス精神を具現化した驚異の突出しで福岡人の度肝を抜いたこの店は、あっという間に人気店に躍り出た。
そんな太田さんが、ずっとやりたかったのは、実はラーメン店だったそう。高校生の頃から麺を食べ歩き、もちろん東京での料理人時代も多くの店に通っていたそう。
中でも中野に本店を構える「中華そば青葉」にどハマリし、「日に3回行ったこともあるほど好き」だったそう!
そこで自家製麺を究めようと、「えぶりお」の次に和食の忰を集めた天ぷらとうどんの店「うどん栄」を´20年オープン。
翌年には大名にも支店を出し、´22年夏、その店を念願の「中華そば栄」としてオープンした。
「中華そばのイメージは大好きな『青葉』です。つくり方は違うと思いますが…。年間を通して「冷やしラーメンも出していますが荒江の「ラーメン屋 游」さんをリスペクトしているのでメニューとして出す前に『游』さんにご挨拶に行ったんです。とても良い方で、麺のアドバイスもい ただきました」と太田さん。
無化調スープに自家製麺 低温調理の絶品チャーシュー!
『中華そば』のスープはカツオ節、イリコ、昆布、シイタケ、そして鶏や豚と、各種旨味成分を独自にプレンド。化学調味料不使用で深い旨味を実現している。
チャーシューは豚のシンタマと内モモを低温調理した逸品だ。
『中華そば栄』の店長を務める田畑克英さんが肉に精通していることもあり、2人でじっくり研究。大きなチャーシュー2枚乗せなので、満足度もバツグンだ。
麺はもちろん自家製麺。中華麺は北海道や岩手、福岡、オーストラリアとそれぞれの小麦の特製を活かしてプレンドする。
「うどん麺と中華麺を合わせると日に400~500食つくっています。春吉の『うどん 栄』の2階で製麺していますが、おかげさまでうどんも並んで待っていただいている状態なので、もっと広い近くの店舗に移す子定です」 。
現在の渡辺通りの近くだそうだが、それはビッグニュース!言える範囲で今後の子定を聞くと、新たに家系ラーメンの店も出したいと、場所を探しているところらしい。
この順調な展開の秘訣は?「麺オタクが仲間にいるからです。今、千葉の人気店にスタッフが約3年修業させてもらっているので、店が見つかれば・・・」。
東京時代のコネクションや、自身の麺好きに共鳴して麺オタクも自然と集っているそう。まだまだ進化を続けていきそうで、目が離せない!
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掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。
中華そば栄 さかえ
【所】福岡市中央区名2-11-16サニークレスト赤坂1階
【☎】092-762-0001
【営】11:00~0S14:00/18:00~OS22:30(土曜11:00~0S14:30)
【休】日曜(月曜祝日の場合、日曜昼営業、翌月曜休み)
【席】7席
【P】なし
【カード】可、不可
【Instagram】@chuukasoba.sakae