トップに
戻る

【大刀洗町】品切れ前に行きたい!口コミで広まった大刀洗の人気パティスリー『パティスリー プチ リジェール』

【大刀洗町ってどんなところ???】

福岡県南部に位置している、筑後平野の中にある町です。昔ながらの風景が残る町だが、電車では約1時間で博多・天神へ行くことができ、大分自動車道のインターも近いなど、福岡都市圏や周辺地域へのアクセスも良好。南北朝時代の名将・菊池武光が「大原合戦」の後に血で染まった刀を洗ったという故事が町名の由来とされています。

 

大刀洗町ののどかな住宅街にある『パティスリープチリジェール』。「え!こんなところになんのお店??」と初見の人なら驚くくらい突然、ある。

今回お話をお伺いしたのはオーナーシェフの平田 徹さん。

もともと某有名菓子店の工場で長年製菓長を務めていたが、オーナーシェフとして独立を目指し50歳の時に退職。その後、ケーキ店で修行した後、ご両親の高齢化のため大刀洗の実家にもどった。

それが今の店の場所なのだが、なんせ車が10分に1台通るか通らないかの場所。なのでロールケーキを作り通販で販売するビジネスを始めた。ところが実家に平田さんが戻ったことを聞きつけたご近所さんからの「徹ちゃんのケーキば食べてみたか~!」の声の嵐!

その期待に応えるべく実家をフルリノベーションし『パティスリープチリジェール』を2年前にオープンした。もともとは農機具を保管する納屋だった場所が今の店舗スペース。2階の天井には当時からの立派な梁がそのまま利用されている。

とはいえこんなところにお客さんは来ないだろうなと思っていたが、地元の友達の口コミが広がりすぐに人気店に。今では平日30組、週末には70組の方が訪れる。

「先週末は130組のお客様に来ていただきました。妻と娘でバタバタ対応しましたがほんとにありがたいです(笑)」と平田さん。

左から奥様の葉弥美さん、平田さん、娘の明日香さん、孫の守優くん
左から奥様の葉弥美さん、平田さん、娘の西平 明日香さん、孫の守優(しゅう)くん

ケースに並ぶのは地元産を中心にした季節の新鮮な果物を使った一品。すべて当日手作りの数量限定品のため早めにいかないと売り切れも多い。店頭で迷わなくていいようにシェフのおすすめを聞いたみた。

まずは人気のロールケーキの中から『星野村特選一番茶ロール』。しっとりした食感の各種ロールケーキ。今の季節は倉住星渓園の一番抹茶を生地に練り込んだこちらがおすすめ。

口に入れた瞬間、抹茶の香りが広がる絶品ケーキ。これまた人気の『竹炭焙煎珈琲』と合わせていただきたい。

 

 

次は『苺の練乳大福』。見た目のボリュームがすごい!地元産の新鮮いちごをまるごと一粒、練乳、つぶあん、生クリーム、スポンジをまるっと求肥で包んだ一品。

めちゃめちゃ甘そうな見た目だが、中の大きないちごが新鮮なので果汁がじゅわと広がり、酸味が程よく調整してくれる味わい。これはウマイ!

 

 

3つ目はあんバタークロワッサン。このクロワッサンがまた、さっくりもっちり食感でバリうまい!あんバターとの相性もバッチリだ。

さすがパティスリープチリジェール、定番人気商品。誰かにおすすめしたくなる美味しさなのだ。

 

 

大刀洗町に帰ってくる事が決まった時は何もないからいやだなと思っていた平田さん。でも今は「犬の散歩のときに感じる季節感」がとても心地いいらしい。若いときには退屈に感じていた大刀洗町の風景に、年齢を経て魅力を感じるようになったという。

期せずして自分が提供するものが大刀洗町に人を呼び寄せるようになった。大刀洗町の魅力が詰まった平田さんのケーキ、わざわざ訪れる価値、大いにアリです!

おでかけの際はお早めに!!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

筑後地区15市町村観光情報『エモスポ』特設ページを開設しました!

 

筑後地区15市町村観光情報『エモスポ』のSNSも要チェック☆

【インスタグラム】@chikukan_official

パティスリー プチ リジェール

住所:三井郡大刀洗町菅野633-1
電話:0942-25-8326
営業時間:10:00~17:30
定休:水曜・第3木曜
P:あり
カード/可 PayPay可

SNS運用代行サービス