【福岡ラーメン】第三章はノウハウ凝縮のシャープな”ニボラー” 『中華そば かなで 煮干編』
「大ヒット映画の続編は駄作になりがち」なんて通説があるけど、福岡ラーメン界でシリーズ(?)ごとにヒットを飛ばしているのが『かなで』だ。
春日の『かなで食堂』は豚骨、東比恵の『中華そば かなで』では鶏醤油ときて、3舗目となる多の津では屋号にある通り煮干し編”に突入している。すでに知名度のある店なのに、新店を出す度に新しい挑戦をするのはなぜだろう?「同じタイプの店をやると、僕らもワクワクしないし飽きちゃうんですよね。違うラーメンをやることで毎回発見や成長があるんです」と、代表の松尾龍太郎さん。
東比恵の店舗でも限定で提供されていた『淡麗煮干しそば』(780円)は、4種の煮干しを大量に使用し、干しシイタケや昆布を香り立つように煮詰めていく。チャーシューは仏料理のポー・サレ(塩漬け肉の熟成)の手法を用いて旨味を演出。煮干しそばデビューにもうってつけのスッキリとした一杯だ。
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中華そば かなで 煮干編
【所】福岡市東区多の津4-8-7 2階
【☎】092-402-2872
【営】11:00~15:40/17:00~OS21;10
【休】火曜
【席】19席
【P】提携あり
【カード】不可