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【福岡ラーメン】第三章はノウハウ凝縮のシャープな”ニボラー” 『中華そば かなで 煮干編』

 

「大ヒット映画の続編は駄作になりがち」なんて通説があるけど、福岡ラーメン界でシリーズ(?)ごとにヒットを飛ばしているのが『かなで』だ。

 

春日の『かなで食堂』は豚骨、東比恵の『中華そば かなで』では鶏醤油ときて、3舗目となる多の津では屋号にある通り煮干し編”に突入している。すでに知名度のある店なのに、新店を出す度に新しい挑戦をするのはなぜだろう?「同じタイプの店をやると、僕らもワクワクしないし飽きちゃうんですよね。違うラーメンをやることで毎回発見や成長があるんです」と、代表の松尾龍太郎さん。

 

「味噌ラーメンは冬の食べ物だと思っているので、熱々にしたい」と話す松尾さん。スープの仕上げにラード油をINして、味噌の香ばしさが漂ってくるほどの熱さで提供される。

 

東比恵の店舗でも限定で提供されていた『淡麗煮干しそば』(780円)は、4種の煮干しを大量に使用し、干しシイタケや昆布を香り立つように煮詰めていく。チャーシューは仏料理のポー・サレ(塩漬け肉の熟成)の手法を用いて旨味を演出。煮干しそばデビューにもうってつけのスッキリとした一杯だ。

 

『かなで』の店舗の中でもココだけで食べられる「味噌ラーメン」(880円)は、煮干しの出汁と北海道産の濃厚な味噌を融合。麵はいずれも本店の製麺室で作る自家製の中加水麺だ。

 

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掲載の内容は取材時のものです。取材日と記事公開日は異なる場合があり、メニューや価格、営業時間、定休日など取材時と異なる場合がありますので、事前に公式HPやお問い合わせにてご確認をお願いします。

 

 

中華そば かなで 煮干編

【所】福岡市東区多の津4-8-7 2階
【☎】092-402-2872
【営】11:00~15:40/17:00~OS21;10
【休】火曜
【席】19席
【P】提携あり
【カード】不可

 

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