【フロリダグレープフルーツ 食べ歩き】bistro BOURRER（ビストロブーレ）

2023年04月22日 公開

西鉄平尾駅から小笹方面に伸びる筑肥新道沿い。閑静な住宅街に『bistro BOURRER』はあります。2000年にオープンし、今年24年目を迎えました。店内にはカウンターのほか、掘りごたつの座敷もあり、ゆっくりとくつろぐことができます。

使用する野菜は、オーナーシェフの磯口勝利さんが自家菜園で育てたものもあり、その他の食材は糸島を中心に信頼のおける生産者から直接仕入れています。

そんな磯口さんは、今回のフェアのために、なんと4品のメニューを考案してくださいました。

「すんなりと考えつくものでは面白くないですし、グレープフルーツの可能性を広げたいと考えていたら、4品できてしまいました」と笑う磯口さん。

まずは前菜として楽しめる『阿武隈川メープルサーモンとグレープフルーツのカルパッチョ』（1500円）。フレッシュなサーモンとグレープフルーツの組み合わせは春らしい味わい。グレープフルーツベースのドレッシングも爽やかです。

2品目は『グレープフルーツのポタージュ』（800円）。グレープフルーツの果汁、玉ねぎ、ジャガイモなどを加え、牛乳と生クリームでのばしたスープは、これまでのグレープフルーツのイメージを遥かに越える味わい。酸味と甘味が重なり合う絶妙な味わいです。

続いて登場したのは『糸島豚の肩ロースステーキ グレープフルーツソース』（2600円）。肉質が柔らかく、濃厚な旨味のある糸島豚は、グレープフルーツとレモンの果汁、バターなどを合わせたソースでいただきます。

最後はデザート。クリームチーズとグレープフルーツの果汁を加えた生クリームだけで作った『グレープフルーツのパルフェ』（660円）です。

こちらのお店のメニューはアラカルトのみですが、これら全てオーダーすると、コースとしても楽しむことができます。気になる一品をオーダーするもよし、4品とも制覇するもよし。グレープフルーツの魅力を思う存分味わってください。