【太宰府歴史探訪】古都太宰府をもっと知って満喫『バーチャルシアター 太宰府浪漫』

2023年04月27日 公開

福岡市で活動している劇団ドリームカンパニーは、バーチャルシアター『太宰府浪漫』を太宰府館にて上映しています。太宰府天満宮を参拝する前に見れば、もっと深く楽しめるはず！

今日は、歴史好きな方へおすすめの参道スポットと、境内をめぐるコースをご紹介します！

太宰府の歴史を堪能したい！となれば、まずは太宰府館へ。バーチャルシアター『太宰府浪漫』を鑑賞しに行きましょう。

バーチャルシアター『太宰府浪漫』は、太宰府天満宮に祀られている天神さま・菅原道真公について取り上げた作品です。太宰府天満宮が、なぜこんなに親しまれているのか、もっと深く知ることができます。

菅原道真公の生涯をぐぐっとまとめて、鑑賞時間は約20分。大人の方はもちろん、お子さまにも分かりやすい内容になっています。

バーチャルシアターをみた後には、天神さまの愛した梅があしらわれた『梅が枝もち』を頂きましょう！

ここ『かさの家』は、大正11年に創業した歴史あるお店で、創業当初は旅籠としてのスタートだったそう。

参道から『梅が枝もち』を焼いている様子も見ることができます。焼きたての『梅が枝もち』はホカホカで絶品です。

梅が枝もちを食べながら、参道の奥に少し進むと『てのごい屋』が見えてきます。

先程、梅が枝もちを頂いた『かさの家』さんが選びぬいた”てのごい”(手ぬぐい)が、ずらりと並んでいます。

日本の四季や風土など、てのごいの柄にも特徴があり、見ていて楽しいです。

お部屋のインテリアや、贈り物としてもピッタリの”てのごい”を選ぶのもいいかもしれませんね。

参道を奥まで進み、四の鳥居を右手に曲がると、御社殿を囲む水面に、建物の姿が映ることから名付けられた『浮殿』が佇んでいます。

ここは、静かなスポットで、ゆったりとした時間が流れています。

反対側に進み、太鼓橋を渡るとたどりつくのが『楼門』。楼門とは２階建ての門のことですが、太宰府天満宮の楼門は、今渡ってきた太鼓橋側から見ると屋根が2層、御本殿側から見ると1層という、珍しい形をしています。

ここは、写真を撮る方も多いです。記念に１枚📷

早速、御本殿でお参りをしましょう。

現在、御本殿は、国の重要文化財に指定にも指定。安土桃山時代の力強くも美しい建築様式を伝えてくれています。(※現在は、令和5年から始まる大改修に向けて、仮殿を建設中)

すぐそばには、『飛梅』もあります。

参拝の後は、絵馬に願い事を書いたりするのは、もちろん。

御本殿まわりの回廊の外にも、スポットが多くあるので、今回はそちらも散策してみましょう。

道真公とゆかりの深い神様を摂社・それ以外の国家や社会を守る神様を祀る末社が合わせて37社あります。そのそばには、全国でも珍しいお菓子の神様を祀る『中島神社』もあります。

太宰府天満宮を満喫したら、参道へ戻って帰路へ。食べ歩きをしながらもおススメです。

今回は、和菓子屋『天山』の『八女茶餡のあまおういちご大福最中』を頂きました。昔ながらの和菓子も、おしゃれになって今につながっています。

バーチャルシアター『太宰府浪漫』は、参道を進んで太宰府天満宮の二の鳥居前の交差点を曲がった先、太宰府館で上映しています。

シアターの進行役は、梅の精霊『飛梅』と松の精霊『追松』の２人。物語は、人々の暮らしと自然の関わりを交えながら進んでいき、神話時代から現代まで、日本が培ってきた来た文化や伝統について考えていきます。

『バーチャルシアター 太宰府浪漫』を鑑賞して、太宰府通になって太宰府天満宮へ行けば、新たな発見も楽しめます◎ぜひ、足を運んでみてくださいね。

そしてこの記事を読んだ！見た！と受付の際に伝えることで
料金から100円引きになります！！