【フクオカリノベ No.10・リノベの達人】趣味や好みを反映した ワクワクする空間を 一緒に創りませんか？『徳山 武／リノベスタジオ リノベンチャー株式会社』

2023年05月10日 公開

リノベの達人

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リノベスタジオ リノベンチャー株式会社
徳山 武
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【Profile】1969年生まれ、北九州市小倉北区出身。中学生の頃、夏休みに友人と作った船の模型がものづくりの原点。社会人になり、様々な業界に携わる中で店舗の内装を機に建築の世界へ。現場での経験を積み重ねリノベーション専門の会社を立ち上げる。モットーは「生活を楽しむを創る」。一人ひとりのライフスタイルをくみ取り、悩みを解決し、最適なリノベーション方法を提案する。

暮らしを楽しむ人の
ためのリノベーション

リモートワークやステイホームが浸透し、在宅時間が増えたことから、暮らしに対する意識が変化したと実感する人も多いだろう。「最近増えているのは、店舗兼住宅のご依頼です」と語るのは、北九州市を中心に、住宅やマンション、店舗のリノベーションを手掛ける『リノベスタジオ』の代表・徳山武さん。漠然とした社会や経済への不安から、働き方や家族のあり方を模索した結果、好きなことをいかし、時間や収入を自分でコントロールすることのできる自宅で商売を初めようという方が増えているのだそうだ。それ以外にも、趣味を楽しむ空間やバーベキュースペースなど、ライフスタイルを重視した家づくりを求める傾向が高いという。店舗の内装デザインからキャリアをスタートさせた徳山さんは、ワクワクする空間を住まいに取り入れることが得意で、何気ない会話の糸口から、理想の空間をつくり出す、リノベの達人。設計・施工はもちろん、物件探しや資金計画など、リノベーションに関するあらゆる相談にのってくれる、頼れる伴走者だ。

人や物の心地いい
『居場所』をつくる

『リノベスタジオ』の打ち合わせは、事務所の一階にあるショールーム兼インテリアショップで行なわれることも多い。店内には、スイッチなどのパーツから、建材の見本、家具や照明など、センスのいいアイテムが揃い、リノベーションのアイデアが満載。ふらりと立ち寄ることができ、何でも相談しやすい環境が嬉しい。間取りやデザインはもちろん、断熱や耐震などの性能を現代の基準以上に高め、省エネにも配慮した住まいづくりに長けていることも安心できるポイントだろう。

これまで多数手掛けてきた完全注文型のリノベーションに加え、もっと多くの方に、気軽にリノベーションを楽しんで欲しいと計画しているのが、リノベーションプランのパッケージ化とモデルづくり。例えば、『リノベスタジオ』が得意とする造作洗面の場合、カウンターの材質や鏡の仕様など、異なる数パターンのモデルを用意し、見て、触れて検討することができ、ゲストがイメージをカタチにしやすいようにしたいと、徳山さんは考えている。その他にもキッズルームやペットのための空間など、さまざまなプランのパッケージを計画中。「ある程度のパターンの中から、お好きなものを選んでもらい、それを基準に打ち合わせをすることができるので、お客様の時間や費用的な負担を軽減することができます。また、材料費を抑えることができるなどのメリットもありますよ」。

人や物の心地いい『居場所』をつくることで、ゲストに喜んでもらうことが幸せと語る徳山さん。常に新しい付加価値を模索する姿勢が、支持される所以だろう。「僕が大切にしているのは、お客様の潜在的なニーズを掘り起こして、まだ市場にはないものを創り出すこと。僕たちと一緒に、ワクワクする空間を創りませんか？」

■■大好きな雑貨に囲まれた 北欧スタイルの家づくり■■

本誌を見たのがきっかけで『リノベスタジオ』に出合い「ここなら自分たちがしたいことを叶えてくれそう」と、ショールームを訪ねたMさん。利便性の高いエリアで条件に合う物件を探し、マンションリノベを選択。大好きな雑貨が映える、デザイン性と機能性に優れた、理想の住まいを手に入れた。「徳山さんとの打ち合わせは、話が弾んで楽しかった」と当時を振り返る奥さま。「リノベーションにして大正解でした！」

1975年に建てられた3LDKの大型マンションを、2LDK＋ウォークスルークローゼットに間取り変更。すべての部屋に自然光が入る、心地よい空間が完成した。洋室を1室なくし、L字型のLDKを採用したため、キッチンはアイランド型に。シンク側、カウンター側の両面に収納がある大容量のものを選んだので、背面の壁には奥さまがコレクションした北欧雑貨を飾るための飾り棚を設けた。LDKと隣接する子ども部屋の壁に設けた室内窓がオシャレで印象的。子ども部屋はいずれ寝室にする予定で、窓を開けておけば家族の気配が感じられると思いデコマドを採用。空調の流れを考慮して上窓を開閉できるように設置した。